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近畿中国森林管理局

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    列状間伐実施箇所の現地視察会を実施(令和5年8月8日)

    令和5年8月8日(火曜日)、山口森林管理事務所管内の滑山国有林及び藤目谷国有林において、公益財団法人やまぐち農林振興公社(以下公社)からの要請で、当所の列状間伐実施箇所の現地視察会を実施しました。
    この視察は、これまで公社造林地では、定性間伐(木の形質や形状に配慮)のみ実施されてきたところですが、今後列状間伐にシフトすることを検討する中、民有林での事例が少ないことから、先進的に列状間伐を実施している国有林に公社側から相談があったものです。今回、公社から3名、事業の実行に当たる森林組合連合会から3名、計6名の視察を受け入れました。
    最初に滑山国有林12林班で平成29年に実施したヒノキの列状間伐(1伐2残35%間伐)箇所を作業道から視察を行い、6年たっても列が確認でき、定性間伐との違いを確認されていました。その後、今年度列状間伐を実施している、藤目谷国有林1004林班に移動し、スギの列状間伐箇所(1伐2残35%間伐)を案内しました。2回目の間伐実施箇所で、1回目は定性での間伐を実施しており、今年の2回目の間伐では本数密度が少なく、列が明瞭でないので、選木が難しいのではないか等の意見が出されました。
    視察後、参加者から「本視察を踏まえ、間伐整備の計画的な実施に取り組んで参りたい」と感想を頂きました。
                              列状間伐現地視察の様子                                                 平成29年列状間伐箇所(ヒノキ)


















                               スギ列状間伐箇所視察                                                      スギ列状間伐(2回目)の状況

    お問合せ先

    山口森林管理事務所

    ダイヤルイン:050-3160-6155