ニホンジカ被害対策に有効な小林式誘引捕獲法現地見学会を開催(令和4年10月6日)
令和4年10月6日(木曜日)豊田森林計画区の地域懇談会に合わせニホンジカ被害対策に関する現地見学会を、近畿中国森林管理局が推奨している「小林式誘引捕獲法」の考案者である、近畿中国森林管理局保全課保護係長の小林さんを講師に招き、下関市豊田生涯学習センター及び下関市の市有地において開催しました。
下関市北部地域を中心にニホンジカによる農林業被害が増加する中、この検討会は、山口県の西部地区で捕獲方法として禁止されていたくくり罠が、令和4年4月1日から解禁となったことから、設置が容易で捕獲率が高いくくり罠を用いた捕獲方法である「小林式誘引捕獲法」を紹介するため開催したもので、中国四国農政局山口県拠点、山口県、長門市、県内の林業事業体関係者等、総勢28名の参加がありました。
はじめに、座学により捕獲法の概要を説明し、設置場所の検討から捕獲までの全体の流れを解説した後、現地に移動し設置方法等について実演を交えて説明を行い、「小林式誘引捕獲法」による捕獲率の高さや設置が容易なことなどの利点を理解していただきました。参加者からは、「意外と簡単に設置でき、初心者でもできそうだ」「ニホンジカの捕獲に苦慮していることから、この方法を試してみたい」など意見をいただき現地見学会を終了しました。
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