OF会参加による森の巨人たち100選「三本杉」周辺遊歩道等の補修作業(令和3年4月8日)

令和3年4月8日（木曜日）滑山国有林において、OF会が森林ボランティア活動を実施しました。 

滑山国有林には、「三本杉」と呼ばれる樹齢300年以上、樹高約40mのスギが3本寄り添うように生育しており、この「三本杉」のまわりを周遊できるよう、枕木を用いた歩道が整備されています。しかし、整備から10年以上が経過し、歩道に設置された手すりの一部が腐朽したり、歩道（枕木）に苔が生えて滑りやすくなっているなど、安全に利用することが困難となっていました。このため、OF会の協力を得て昨年12月に第1回目の補修作業を行いましたが、当日は降雪のため補修作業を終了することができなかったことから、新緑の時期を迎え入林者が多くなるゴールデンウィークまでに作業を終わらせるべく、再度OF会の協力を得て残りの補修作業を行いました。今回は、晴天にも恵まれOF会4名、当所職員9名で補修作業を行いました。


                         作業風景


                   作業風景

作業は、支柱が腐朽した案内看板の再設置、腐朽の激しい遊歩道の手すりと手すりの支柱の交換、滑りやすくなっていた遊歩道の苔落としを行いましたが、手すりの傷みが予想以上に多く、今回も補修作業を完了することができませんでした。このため、残りの補修作業をゴールデンウィークまでに行うこととしています。


                      今後の修繕箇所

※OF会とは、森林管理署等の退職者で構成された団体で、国有林をフィールドとしたボランティア活動を通じて国民参加の森づくり活動に貢献しています。