森林ボランティア（山口県OF会）による森林整備活動in大葉山国有林(令和元年11月15日)

令和元年11月15日（金曜日）、山口県阿武郡阿武町に所在する大葉山国有林において、山口県オールドフォレスター会（※OF会）による森林ボランティア活動を実施しました。
当日は、朝から霜が白く光る快晴の中、OF会から10名、山口森林管理事務所から職員8名が参加し、雨で傷んだ大葉山林道の補修をメインに実施しました。 

このところの天候不順により、土壌がもろくなっていることもあり、これまでの雨等により流された土石が林道の横断溝に詰まったことにより、あふれた水が路面を洗い流して所々荒れた状態となっていたため、横断溝の土砂や石を撤去し、土嚢に詰めて路面に平坦に敷き均していきました。

作業は想像していたよりも重労働で、横断溝に詰まった大石や堆積した土砂の撤去には悪戦苦闘し、汗や泥にまみれながらも、無事完了することができました。
近年、林業就労者の高齢化や減少が叫ばれて久しくなりますが、OF会の熟練された技術に感心しながらも、森林の整備や林業施設維持・整備は、国土保全のための重要な役割であることを再認識した1日となりました.
 
※OF（オールドフォレスター）会とは、国有林野の退職者で組織され、国有林での森林ボランティア活動を通じて国民参加の森づくりに貢献している団体です。



横断溝の整備


土のうを使った路面の整備