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近畿中国森林管理局

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    山口県高度林業作業士育成研修(森林調査)への協力(令和元年9月30日)

    令和元年9月30日(月曜日)、山口市徳地に所在する滑山国有林において山口県林業指導センターが山口県高度林業作業士育成研修を実施カリキュラムの一つである「森林調査」の実習で、職員が講師を勤めました。

    この高度林業作業士育成研修の協力は、昨年度に続き4回目で、森林組合の職員など林業に携わる研修生5名と、県職員2名の計7名を受け入れ実施しました。

    最初に当所職員が調査区域の確定について、事業実施に先立って必要となる法令制限の確認や、調査区域表示の方法などの説明を行った後、研修生が交代しながら実際に輪尺※や測稈※を使用し区域内の調査を行い、立木の高さの目測や、材質を的確に見る目を養いました。

    その後、コンパス内蔵レーザー距離計を用いた森林調査への活用方法や、操作方法等について説明を受け、実技を行いました。

    研修生からは、価格や操作方法等への質問があるなど、大変興味を持った様子でした。

    短い時間ではありましたが研修生にとっては、実習を通して森林調査に係る技術や知識を深める良い機会になったのではないかと思います。

    今後においても引き続き、民有林の技術指導の貢献に努めていきます。


    輪尺を使った調査
                 輪尺を使った調査


    レーザー距離計演習
                レーザー距離計演習

    ※輪尺(りんじゃく)・・・木の太さ(直径)を測る道具。実際に木に当てて計測する。

    ※測稈(そっかん)・・・木の高さ(樹高)を測る道具。目測である程度の高さを計測する。


                                                                                 山口森林管理事務所 森林技術指導官

    お問合せ先

    山口森林管理事務所

    代表:083-922-0386
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