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近畿中国森林管理局

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    「“ニッセイ徳地の森” 間伐ボランティア」に参加(平成29年12月16日)

    当所管内の滑山国有林内において、近畿中国森林管理局と(公財)ニッセイ緑の財団との間で分収造林契約を締結した森林が、平成6年の植栽から今年23年となり、間伐を行う時期となりました。
    そこで、1216日(土曜日)、ニッセイの森”友の会(日本生命山口支社)が主催するイベント「”ニッセイ徳地の森”間伐ボランティア」が開催されました。 

    当日は、”ニッセイの森”友の会43名(家族含む)、間伐作業を補助する山口中央森林組合職員4名、当所職員5名が参加し、主催者挨拶等の後、所職員が作業方法や安全指導等を行いました。
    また、林内において山口県指導林業士の森林組合長がチェーンソーや鋸を使用した伐倒や枝打ちのデモンストレーションを行いました。特に、組合長が”ぶり縄”を使用して軽やかに木に登る姿は圧倒的であり、その巧みな技能に参加者からは拍手喝采が沸き起こりました。

    主催者挨拶の様子 当所職員による安全指導等の様子
    主催者挨拶 当所職員による安全指導等の様子
    林内へ移動する様子 チェーンソーを使った伐倒作業の実演
    作業道や沢を渡って間伐箇所へ移動 チェーンソーを使った伐倒作業の実演
    足下を安定させて枝打ちを開始 ぶり縄を使った木登りの実演
    足下を安定させて枝打ちを開始 ぶり縄を使った木登りの実演


    間伐作業は、参加者が4班に分かれ、各班2~3本の伐倒を目標に作業開始です。
    まずは班ごとに森林組合職員及び所職員が伐倒の手法等について説明を行ってから、班員みんなで間伐木の伐倒方向を確認し合い、鋸を使って交代しながら切り込みを入れていきました。地面にそのまま倒れる木もありましたが、周りの木や枝が邪魔をして倒れない木もあり、そうした木を放っておくと非常に危険であるため、滑車を近くの立木に取り付けた後、倒れなかった木にロープを結び、そのロープを滑車に通して安全な方向に倒れるよう班員みんなが声を掛け合って引っ張り、無事に地面に倒すことができました。
    最後に班ごとにメッセージ等を書いた記念プレートを立木に括り、記念写真を撮影しました。

    間伐木の伐倒方向を確認する様子 小学生が鋸を使って切れ込みを入れる作業
    間伐木の伐倒方向を確認 鋸を使って伐倒開始
    寄りかかった木を縄で引っ張って伐倒終了 最後に記念撮影
    地面へ倒れなかった木を滑車やロープを使って倒す作業 それぞれの想いを綴ったプレートを付けて記念撮影

     

    前日まで天気が心配されましたが、最後まで雨も降ることもなく、そして怪我等もなく無事に終えることができました。
    参加者みんなで間伐した森が、今後どのように成長していくのか非常に楽しみです!
    そして、このような間伐体験が、参加された方々の森林や林業への興味関心、理解に繋がる一つのきっかけになればと思います。

     

    (リンク)

    (公財)ニッセイ緑の財団の活動についてはコチラ

    https://www.facebook.com/nissaymidori/posts/1779827748716920

    林野庁 分収造林制度についてはコチラ

    https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/kokumin_mori/katuyo/kokumin_sanka/bunshu_zorin/

    お問合せ先

    山口森林管理事務所

    代表:083-922-0386
    ダイヤルイン:050-3160-6155

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