熊野の森再生植樹~紀伊半島大水害から15年を迎えて~が開催されました
開催概要
令和8年5月29日(金曜日)和歌山県田辺市本宮町上切原にある下モ谷民有林直轄治山事業地において、紀伊半島大水害から15年を迎え、災害の経験と教訓を風化させないことを目的に、地元の三里小学校を対象にした植樹祭を開催しました。当日は、三里小学校の全校児童19名および教員9名が参加。(ア)防災学習、(イ)クマノザクラとウバメガシの植樹、(ウ)ミニバックホウ操作および高所作業車搭乗体験を行い、森林が持つ防災機能の解説や地元で起こった災害箇所の紹介、山地災害防止キャンペーンに関する説明、災害箇所での植樹などを行うことで、防災意識の高揚や治山事業の理解を深めていただきました。また、地元企業による重機操作体験等により、児童に地元企業の仕事内容や建設業への理解や関心を深めていただけたと考えています。
(ア)防災学習
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和歌山森林管理署署長による開会あいさつ

職員による防災学習の様子
防災学習では、林野庁の仕事内容や森林の土砂流出防止機能、水源涵養など森林の持つ公益的機能を説明。下モ谷民有林直轄治山事業地のような崩壊箇所では表面の土がたえず動いているため、治山ダム工や土留工などの設置を行い、緑化させることが重要であり、実際に目の前に施工された土留工や筋工などを見学していただきました。
また、本宮町内で発生した紀伊半島大水害の発生直後の様子を写真で紹介し、身近な場所で起こった災害を詳しく説明。5月20日から6月30日は山地災害防止キャンペーン期間中であることから、パンフレットを配り、川が濁ったり、地鳴りなどが聞こえた場合はすぐに安全な場所に避難し、命を守ることが重要であると説明しました。
児童からは「すごく斜面が崩れていてびっくりした」「水害について勉強になった」といった声が聞かれました。
実際に災害が発生した現場で学習することにより、児童たちの記憶に長く残り、災害の教訓などを伝えることができたと思います。
(イ)記念植樹
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地元で種子採取から生産したクマノザクラ31本とウバメガシ30本の植樹を行いました。
現地は固く痩せた土壌でシカによる被害が多いことから、事前にシカネットを設置し、植樹箇所の穴掘りの後、牛ふん肥料を地元の石谷牧場様からいただき、すき込みました。
クマノザクラとウバメガシを1本ずつ植えた児童からは「大きく元気に育ってほしい」「綺麗な花をさかせてほしい」「大きく育ったらまた見に行きたい」などの声が聞かれました。
(ウ)ミニバックホウ操作、高所作業車搭乗体験
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地元企業の(株)泉組様のご協力によりバックホウの操作体験および高所作業車搭乗体験を行いました。
児童からは「ユンボが面白かった」「高所作業車が高くて気持ちよかった」などの声が聞かれました。
児童に治山事業や建設業界への理解を深めていただけたと思います。
閉会

校長先生によるあいさつ

最後に集合写真を撮影し無事に終了しました。ご協力いただきました皆様ありがとうございました。
お問合せ先
和歌山森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6120














