自然共生サイト認定証授与式および2025八東ふる里の森シンポジウムに出席しました
令和7年4月19日、八東ふる里の森(鳥取県八頭町)において自然共生サイト認定証授与式及び八東ふる里の森シンポジウムが開催され、鳥取森林管理署長ほか職員が出席しました。今回の催しには利用者や関係者など約30名が参加しました。
八東ふる里の森とその周辺の森林は、鳥取森林管理署が管理する国有林です。ブナの群生林の中、森林浴や野鳥観察などの野外活動を楽しむことができることから、林野庁では「扇ノ仙森林スポーツ林」としてレクリエーションの森に設定し、「日本美しの森お薦め国有林」にも選定しています。
また、八頭町は、八東ふる里の森を森林・環境教育を行う多様な活動の森として鳥取森林管理署と協定を結んでおり、体験活動や学習等の様々な活動を実施しています。
自然共生サイトとは、生物多様性の回復を目的に、自然を保全する活動を行う民間企業や団体、個人、地方公共団体などによって生物多様性の保全が図られている区域を、環境省が認定するものです。
認定証授与式では、中国四国地方環境事務所長から八頭町及び八東ふる里の森を管理する株式会社エルボスケに認定証が手渡されました。
その後行われたシンポジウムでは、株式会社エルボスケと研究者等によるディスカッションが行われ、ふる里の森に飛来・営巣している鳥類をはじめとした生物の生息環境保全の方法や、八東ふる里の森を起点とした町の活性化について、熱く議論が交わされました。
当署におきましても、八頭町との協定をはじめとして、地域の方々と協力しながら国有林野の管理・施業を行って参ります。
自然共生サイト認証式 シンポジウムのディスカッション
お問合せ先
鳥取森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6125