令和4年度 鳥取県地域林政連絡会議を開催しました。

  令和4年6月28日(火曜日)鳥取第3地方合同庁舎共用会議室において、鳥取県林務担当部局、鳥取水源林整備事務所、中国四国農政局鳥取県拠点及び近畿中国森林管理局、鳥取森林管理署による地域林政連絡会議を開催しました。
  この会議は、地域における森林・林業の課題解決に向けて地域課題等を把握し、民有林と国有林が連携した施策を推進するために毎年開催しています。

  初めに、4者から最近の取組内容等について説明がありました。

  局及び署からは、令和4年度の重点取組事項、市町村支援の取組及び小舟山国有林におけるシカ被害対策事業の「ついで見回り」について。
  鳥取県からは、県内の林業関係のシカ対策及び「森林環境譲与税」の活用に向けた取組状況及び境港市西工業団地で発生した工場火災の状況等について。
  水源林整備事務所からは、分収造林契約事業の仕組みなど森林整備センターの取組について。
  中国四国農政局鳥取県拠点からは、「みどりの食料システム戦略の実現に向けて」の概要について、それぞれ説明がありました。   各機関の説明後、年々増加しているシカ被害対策について、立木を活用するシカ網の雪害対策方法や、シカ網に依存しないシカ忌避剤（ウルフピー）の活用について等、活発な意見交換が行われました。
  鳥取森林管理署では、今後も鳥取県、水源林整備事務所、中国四国農政局鳥取県拠点と情報共有のうえ、民有林・国有林共通の課題解決への取組を進めて、鳥取地方の林業の成長産業化を実現させたいと考えています。

意見交換・質疑応答の様子

「ついで見回り」説明の様子