令和4年度Cブロック現地検討会に参加しました

令和4年10月19日、山口森林管理事務所主催で開催された、令和4年度Cブロック現地検討会「ICTを活用した森林調査の普及に向けた取組」に参加しました。
近年林野庁では、ICTを積極的に活用し、森林管理の基礎となる資源情報の高度化や効率化を図る「スマート林業」を推進しています。
今回の現地検討会には、林野庁職員に加え、一般の方も含めて80人以上が参加し、スマート林業推進に向けての取り組みについて座学と実演が行われました。
内容は、午前に航空レーザ計測及び地上レーザ計測についての座学を行い、午後に国有林内にて実際に地上レーザ機器を用いて計測する演習を行いました。座学においては、それぞれの計測方法でのメリットとデメリット、航空レーザ計測によって得られる赤色立体地図の活用方法等について学びました。現地の演習においては、地上レーザ計測によって得られたデータをその場で解析し、解析したデータがどのように活用できるのか実際に目にすることができました。
また実演の結果から、ICTの実務での利用に際し、機器が高性能であればあるほど良いというわけではなく、目的に応じた性能を有しながら、汎用性の高さも重要だということを感じました。
今後、様々な業務に新技術が導入され、そのたびに新しい機器の操作方法や仕組みを学ぶ必要が生じることが予想されますが、既存の業務からの変更を厭わず、新技術の扱いを習得できるよう心がけて業務に取り組んでいきたいと思います。

座学の様子	ICTによる計測機器の展示
計測機器（3DWalker）の実演	計測機器（OWL）の実演

お問合せ先

鳥取森林管理署

ダイヤルイン：050-3160-6125