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近畿中国森林管理局

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    「シカ被害対策における新たな捕獲方法(小林式)に係る現地検討会」を開催しました

      令和2年10月21日に三朝町総合文化ホール及び三徳谷国有林において、「シカ被害対策における新たな捕獲方法(小林式)に係る現地検討会」を開催しました。
      この検討会は、鳥取県内のシカの生息数が過去10年間で2.1倍に増加し、県東部を中心に農林業被害が増加する中、県中部地域においてもシカによる農林業被害が増加傾向にあることから、設置が容易で、捕獲効率が高い新たな捕獲方法「小林式」を紹介するために開催したものであり、県、市町及び森林組合の担当者や猟友会の会員など38名が参加しました。特に三朝町からは有害鳥獣捕獲従事者の方々20名の参加があり、関心の高さがうかがわれました。
      前半は、座学により局保全課の渕上企画官と「小林式」の考案者である同課小林保護係長が、シカ被害の状況や捕獲方法の概要を説明し、後半は、三徳谷国有林において設置方法を実演により説明した後、参加者に実際にワナの設置を体験してもらいました。
      参加者からは、「仕掛ける場所の選択が容易で、初心者でも捕獲できそうだ」、「今までになかった方法でシカを捕獲できる。早速試してみたい」などの感想がありました。
      また、新聞社の取材もあり、検討会の様子が記事として取り上げられました。
      鳥取森林管理署では、地域の要請を踏まえ、新たな捕獲方法「小林式」の普及に向け、引き続き取り組むこととしています。


    座学の様子


    実演の様子


    ワナ設置体験の様子

    お問合せ先

    鳥取森林管理署

    ダイヤルイン:050-3160-6125