大山頂上碑完成記念式典に出席しました
国立公園大山山頂(大山国有林)で、10月14日頂上碑の移設工事の完成を記念して式典が開催されました。
大山頂上碑は、昭和25年に県が国体・山岳競技の開催(昭和26年)に合わせて初代頂上碑(木製標識)が設置されました。旧頂上碑は、厳しい気象条件の影響により山頂の崩壊が進み崩落の恐れがあることから、官民で組織する「大山の頂上を保護する会(会長・竹口大山町長)」が移設を決めて、このたび新しい頂上碑の完成に至ったものです。ちなみに、同会資料によると新頂上碑(銅板標識)は初代から数えて5代目にあたるとのことです。
式典には、当署のほか関係行政機関や山岳関係者等約30名が参加しました。
竹口会長のご挨拶のとおり、この頂上碑が登山者の皆様に親しまれ、大山のシンボルとして登山客の安全を守ることにつながることを祈念いたします。
大山はこれから紅葉シーズンを迎えます。頂上まで登山するのはどうかという方も、気楽に麓での森林散策をお楽しみください。
※鳥取県は、同日、頂上碑まで通行できる木道の共用を開始しています。また、頂上と6合目の避難小屋も共用開始に向けて工事が進められているところです(詳しくは県ホームページをご覧ください。https://www.pref.tottori.lg.jp/268500.htm)。

新頂上碑

署長による安全祈願

新頂上碑と完成を祝う参加者
お問合せ先
鳥取森林管理署
〒680-0842
鳥取県鳥取市吉方109 鳥取第3地方合同庁舎2階
電話:050-3160-6125/0857-23-5411