令和6年度 真山造林事業に係る現地検討会を開催しました。
令和6年11月15日、真山国有林(三朝町)にて「新しい林業」の実現に向け、生産性の向上や低コスト再造林、獣害対策の取組の一環として現地検討会を開催しました。参加者は水源林整備事務所、県、森林組合、にちなん中国山地林業アカデミー及び林業事業体など46名が参加しました。この検討会では鳥取森林管理署のほか鳥獣害防除製品を取り扱っている正和商事株式会社、株式会社泰東、株式会社GCJを交え、今回行った事業内容及び鳥獣害防除の取組について説明を行い、その後参加者の皆様と実際に苗木の植付及び単木保護管の設置を実施しました。
本事業地は令和4年度に立木販売により皆伐された跡地で、令和6年度に森林整備事業(造林)として、地拵、植付、単木保護、防護柵を実施しました。
また、植付箇所には、成長に優れたエリートツリーの植栽、成長に応じた下刈りの実施による下刈り回数の削減、保育作業の負担減に向けた下刈り時期の弾力化の3点を検討する試験地を設定し、令和11年度までの6か年にわたり成長量調査を実施する予定です。
鳥取森林管理署では植栽試験や現地検討会等を通じて、林業のコスト削減に向け引き続き取り組むこととしています。
参加者の皆様、ありがとうございました。


鳥獣防除製品説明の様子 単木保護管設置の様子
お問合せ先
鳥取森林管理署
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