令和6年能登半島地震に伴う石川県への治山技術者派遣について

令和6年1月15日
林野庁 近畿中国森林管理局

 令和6年1月1日に発生した令和6年能登半島地震では、最大震度7が観測され、石川県能登地方の広域において山腹崩壊や地すべり性の崩壊による甚大な被害が発生したことを受け、二次災害の発生防止と早期復旧が求められているところです。

 このような中、石川県より、避難所や集落、重要インフラ、山地災害危険地区等周辺の森林の点検、既存治山施設の点検、復旧対策に向けた人的支援について要請を受けたことから、近畿中国森林管理局では、治山技術を有する職員を石川県へ派遣することとし、派遣に先立ち1月15日に出発式を行いました。

 出発式では、國井局長から「安全と健康管理に十分留意し、国有林職員としての職責を全うし、しっかりと被災地の復旧に向けた支援をお願いしたい」との激励の言葉がありました。

 その後、派遣職員から「石川県からの支援要請に応えられるよう、国有林職員としての誇りと自信を持って対応してまいります」と決意表明され、石川県に向けて出発しました。

 近畿中国森林管理局では、引き続き、被害状況の把握に努めるとともに、被災自治体からの要請等を踏まえた技術的支援を行ってまいります。

國井局長による訓示	派遣職員による決意表明

令和6年能登半島地震に伴う石川県への治山技術者派遣について(PDF : 231KB)