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近畿中国森林管理局

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    早生樹(オニグルミ)の植栽試験を始めました~島根森林管理署~

    平成31年4月25日(木曜日)、程原国有林(飯南町)にて島根県中山間地域研究センターとオニグルミを植えました。

      島根県中山間地域研究センターでは針葉樹のスギ・ヒノキに比べて成長が早く、木材としての価値に加え「実」(種子・胚)は食用としての付加価値を有するなど幅広い用途が期待できる早生樹(オニグルミ)の植栽試験の取組をすでに始めています。

      島根森林管理署では国有林フィールドを提供することにより、島根県中山間地域研究センターと連携し、再造林の低コスト化、さらには地域振興につながる「早生樹(オニグルミ)の植栽試験」を実施することにしました。

      今回、植えた種子は島根県内で採取した種子で、採取箇所ごとに9系統とし、50m×20m(0.1ha)の面積に2.5m間隔で約380個の種子を植えました。

      今後は年内に7回の発芽率、成長の調査を予定しています。



    向かって前方の斜面がオニグルミの植栽試験地です。



    系統ごとに分けられた種子と位置図と播種した位置の目印となる割り箸です。



    5cmほどの穴を掘り、種子を置き、



    埋め戻して、



    目印を立てます。



    島根県中山間地域研究センターの職員の方々と種子を植えている様子です。

     

    試験概要

     

     




    試験地:島根県飯石郡飯南町程原国有林230林班と小班(図1)

    共同試験期間:平成31年4月24日~令和11年3月31日

    種子:島根県内と広島県内の異なる地域の9母樹から採取

    播種数:2個/穴(深さ5cm)×  189穴(=378個)

    調査プロット:50m×20m、播種間隔:2.5m



     (図調査プロット)

    お問合せ先

    島根森林管理署

    ダイヤルイン:050-3160-6130