木の文化を支える森林づくり
森林整備と林産物の供給
管内の国有林は、関西の水瓶である琵琶湖の上流に位置していることから、水源の涵養や地球温暖化防止等の公益的機能の維持・増進を図るため、管内国有林の26%を占める人工林の間伐を行うなど、その整備を計画的に行うとともに、間伐材の搬出により、原木の供給に取り組んでいます。
列状間伐後の人工林 (六個山国有林(大津市))
木の文化を支える森づくり
歴史的木造建造物の維持・修繕のために必要な※檜皮(ひわだ)や広葉樹の大径木などの修復資材の持続的な供給に備えて「檜皮採取対象林」、「文化財継承林」を設定しています。
檜皮採取後のヒノキ林(別所国有林(大津市)) 文化財継承林(上谷山国有林(長浜市))
檜皮:神社仏閣等の伝統的木造建造物の屋根に葺くため、樹齢約80年以上のヒノキの立木から採取する樹皮のこと
お問合せ先
滋賀森林管理署
〒520-2134
滋賀県大津市瀬田3-40-18
Tel:050-3160-6115/077-544-3871