職場体験学習を実施しました。（令和6年5月27日～5月31日）

 

  滋賀森林管理署では、5月27日(月)から31日(金)までの5日間、昨年度に引き続き大津市立田上中学校より職場体験学習の要請を受け、2年生3名を受け入れました。

  初日は、署長より国有林野事業や管内概要の説明を受けたのち、署内において受付事務の体験やパソコンを使っての模擬会議を体験しました。
  2日目は、生憎の雨でしたが、午前中大津市内の別所国有林においてシカの食害被害の説明を受けたのち、シカ生息状況を確認するため自動撮影カメラの設置を行い、その後大雨警報も出たことから署内でシミュレーターによるドローンの操縦体験をしてもらいました。
  3日目は、生産事業を実施している多賀町の八ツ尾山国有林へ移動し、立木の伐採現場を見学したのち、伐採木を玉切りした後の末口径や長さを測る調査をしてもらいました。
  4日目は、林道事業を実施している甲賀市の三郷山国有林で、工事施工箇所の見学や被災箇所の測量を行いました。
  5日目は、大津市内の一丈野国有林において、森林事務所職員が日頃行っている現場作業を体験してもらうため、午前中は境界標の確認や国有林内を歩きながら林内の状況確認を行い、午後からは雨模様の中林道の横断溝や側溝に堆積している土砂清掃を行いました。
  5日間の職場体験を通じて、中学生3名は各作業に真剣な面持ちで取り組み、また森林の重要性を理解してもらえたのでないか思います。

  滋賀森林管理署では、今後も引き続きこうした活動に取り組むことが、森林・林業のPRにつながるものと考えています。

自動撮影カメラの設置		ドローン操縦体験
立木の伐採現場を見学		末口径を測定
被災箇所の測量		林内の状況確認