「近江湖南アルプスグリーンウォーク」において「治山の歴史」を説明(平成25年11月30日)
11月30日土曜日、近江湖南アルプス自然休養林において、朝日放送と滋賀インストラクター会による森林散策(グリーンウォーク)が実施されました。
一丈野国有林一帯は、明治以降、荒廃地復旧のための治山工事に着手し、現在の森林に復旧した箇所であることから、滋賀森林管理署としてもこのイベントに参加し、「一丈野国有林の治山の歴史」について説明しました。
署からの説明にあたっては、、当時の荒廃地や治山事業実施の写真などを用いて斜面に段をつけ土砂を安定させる取組みや、荒れ地に強いハゲシバリ(ヒメヤシャブシ)を植栽している状況を説明して、治山事業についての理解を深めていただきました。
当日は、森林散策、アウトドアランチ、治山の歴史説明、ヒノキの間伐材でのマイ箸づくりが秋晴れの中で行われ、滋賀森林インストラクター会の皆様による木の実や紅葉を用いた樹木の名前や更新についての説明、足跡による森林に生息する動物の説明、ヒノキの間伐材によるマイ箸作り体験と、森林の仕組みや木についても身近に感じられる1日となりました。
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