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近畿中国森林管理局

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    シカ対策についての現地検討会を開催しました(令和6年12月6日)

      
     令和6年12月6日、滋賀県内の県、市町、林業事業体、狩猟団体等を対象として、シカ被害対策に係る現地検討会を滋賀県大津市において実施しました。

     滋賀県ではニホンジカが増加し、食害による森林植生の衰退など森林被害が深刻な状況となっています。今回の現地検討会では、初心者でも簡単にわなが設置でき、効率的にニホンジカが捕獲できるよう考案された「小林式誘引捕獲法」などシカ被害対策に関する情報提供と理解の促進を図ることを目的に開催しました。

     今回は、「小林式誘引捕獲法」の実施にあたり、考案者である林野庁経営企画課の小林係長を迎えて実施することとしました。
     最初に、大津市内のコミュニティーセンターにて、小林係長が全国的なシカ被害の現状や小林式誘引捕獲法の開発経緯・概要について講義を行いました。
    次に大津市内の別所国有林(小関峠)に移動し、小林式誘引捕獲法の設置方法について、小林係長から実演を交えながら詳細に解説をしていただきました。参加者は、小林係長の実演に食い入るように見つめている様子で、熱心に質問をされる方もおられました。
     その後、幹に誘引餌を吊り下げる捕獲法やシカ防護柵の説明、ドローンによる防護柵の点検についてのデモ飛行を実施しました。

     参加者は、小林係長の講義・実演等に大変満足だったようで、狩猟免許を取ったばかりだが、捕獲方法がわからなかったので勉強になった、ゴルフ場でシカ被害があるので役立てたい、県内で林業関係者の捕獲が広まれば、などの感想がありました。

     今後とも滋賀森林管理署では、シカ被害対策など「新しい林業」の実現に向け、地域の森林・林業の発展に貢献できるよう引き続き取り組んでいきます。



    会場スクリーン

    滋賀森林管理署長による開会のあいさつ

    林野庁経営企画課小林係長の説明(講義)(ア)

    林野庁経営企画課小林係長の説明(講義)(イ)

    林野庁経営企画課小林係長の説明(講義)(ウ)

    小林式誘引捕獲法の実演(ア)

    小林式誘引捕獲法の実演(イ)

    小林式誘引捕獲法の実演(ウ) 

    小林式誘引捕獲法の実演(完成)(エ)

    幹に誘引餌を吊り下げる捕獲法の実演

    植付箇所、シカ防護柵の説明

    ドローンによる防護柵点検の説明

    ドローンによる防護柵点検のデモ

    ローンによる防護柵点検のデモ
    (モニター画面)

    近畿中国森林管理局次長による
    閉会のあいさつ

     

    お問合せ先

    滋賀森林管理署

    〒520-2134
    滋賀県大津市瀬田3-40-18
    Tel:050-3160-6115/077-544-3871

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