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近畿中国森林管理局

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    ~樹木採取権スタート!国産材の安定供給に向けて~樹木採取権着手安全指導


    近畿中国森林管理局管内初となる「樹木採取区」が、当署が管理する用郷山(ようごうやま)国有林と樋谷山(ひだにやま)国有林一帯(新見市)に設定され、公募・審査を経て、3 月18 日、樹木採取権者として(株)戸川木材(新見市)に令和13年3 月31 日まで樹木を採取する権利を設定し、3 月30 日には「実施契約」を締結しました。
    この樹木採取区の対象面積約251ha のうち、採取可能な面積約116ha が9年間で伐採されることとなりますが、実施契約は、権利存続期間9年のうち令和7年度末までの4年間を期間とするもので、今年度から事業が開始されているところです。
    開始初年度となる今年度においては、モザイク状に配置した5 カ所の小面積伐区(1.5 ~ 2.5ha)、合計10.8ha の伐採が始まっています。これから樹木採取区から採取された国有林材が流通し、国産材の安定供給の一助となることや木材の安定的な取引関係を確立する体制の構築が促進され、事業者間の連携が強まることが期待されるところです。
    6月からの事業開始にあたり、安全に作業を実施していただくため、局資源活用課長から災害事例を踏まえた安全作業と当署署長から決められたことを守る、皆さんで決めたことも守り安全に作業していただくよう安全指導を行いました。
    まだ動き出したばかりですが、国産材の安定供給や地域の産業振興に繋がるなど樹木採取制度が機能するよう引き続き取り組んでまいります。

    【樹木採取区林分の様子(用郷山国有林)】 【伐採がはじまった採取区の様子(用郷山国有林)】
    【樹木採取区域の表示作業(用郷山国有林)】 【樹木採取区林分の様子(用郷山国有林)】

    お問合せ先

    岡山森林管理署

    担当者:総括森林整備官
    ダイヤルイン:050-3160-6135