林地保全に配慮した森林施業勉強会~日本植生株式会社見学~
近年、局地的豪雨の増加等に伴い、山地災害の激甚化・多様化していることを踏まえ、国有林においても、林地保全に配慮した森林施業を進めることとしています。
当署において、利用期を迎えたスギ・ヒノキ人工林が増加する中、自然・社会的条件を考慮しつつ、実施箇所を選定するとともに、地形・地質に配慮した作業道の作設に取り組んでいるところですが、事業実施後数年を見ると、森林作業道の集水等により路肩の一部が崩落した個所が見受けられているところです。
そのため、日本植生株式会社(岡山県津山市高尾)の研究施設等を訪問し、「林地崩壊に至るメカニズムと早期復旧に向けて」をテーマに若手職員を中心とした勉強会を計画し、林地保全の重要性の理解を深めました。
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【林地崩壊のメカニズム説明後の意見交換】 | 【人工降雨試験機による時間雨量100mmを体験】 |
お問合せ先
岡山森林管理署
担当者:総括森林整備官
ダイヤルイン:050-3160-6135