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近畿中国森林管理局

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    もっと知りたい!⽊のこと、つるのこと、⽵のこと!「第20 回森林を考える岡⼭県⺠のつどい」

    10 ⽉26 ⽇(⼟曜⽇)に、グリーンヒルズ津⼭(津⼭市)にて、「第20 回森林を考える岡⼭県⺠のつどい」に参加しました。
    このイベントは、森林の保全や美しい森づくりを推進するとともに、林業の振興と地域材の需要拡⼤を図ることを⽬的としています。
    20 回⽬を迎える今回は、元⾼知県知事 橋本⼤⼆郎⽒による基調講演会が開催されたほか、野外会場では、岡⼭県内の森林組合等による⽊⼯品や林産物の展⽰・販売のほか、つやま和⽜まんやジビエの炭⽕焼きなど多種多様な出店テントが軒を連ね、⼦供から⼤⼈まで、楽しみながら森林・林業の魅⼒を知っていただけるイベントとなりました。
    岡⼭森林管理署では、つるかご教室・⽊⼯クラフト教室・森林教室の3種類のテントを出店し、たくさんの⽅々にご参加いただきました。

    出店の旗を⾒るだけで、思わずおなかが空いてきます… 岡⼭森林管理署テントにもたくさんのお客さまが来てくれました!



    つるかご教室では、国有林内で採集されたつるを⽤いて、つるかご作りを楽しんでいただきました。初⼼者の⽅も、毎年参加してくれている常連の⽅も、各々の思い描いた構想を胸に、つるかご作りに集中している様⼦でした。

    職員作成の作品⾒本を⾒ながら、構想を膨らませて… 職員と⼀緒に、つるかご作りに挑戦です♪



    作り上げたつるかごは、どれも完成度の⾼い素敵な作品ばかりでした。
    また、参加者の⽅々のなかには、真っ⾚な落ち葉やドングリなど、会場内にある秋らしさ満点のアイテムをつるかごに添え、華やかで写真映えする作品に仕上げている様⼦も⾒られました。
    つるかごに落ち葉をトッピングしてみました☆ しっかりした持ち⼿のつるかごは、ドングリを⼊れるのにピッタリ?!





    ⽊⼯クラフト教室では、ドングリやマツボックリ、サクラの枝など、多種多様な⾃然素材を材料にして、思い思いの作品づくりに取り組んでいただきました。完成作品はどれも個性豊かで、それぞれに独⾃の⼯夫が凝らされており、アッと驚くようなものも多くみられました。
    たくさんの材料に、思わず⽬移りしてしまいます! マツボックリは、ひとつひとつ、形に個性があるのです。
    枝や丸太の輪切りを使って、ゾウを製作中! 刃物や⼯具を使った作業は、職員にお任せください♪
    持参したリボンを使ったクリスマスオーナメントが完成☆ つるかご教室でつくったつるかごに、マツボックリを添えてみました!




    毎年テーマを変えて実施する森林教室では、今年は「⽵のふしぎ」と題した森林教室を開催しました。⽵を⾝近に感じてもらうことをコンセプトとし、⽵の⽣態などの解説を実施したところ、多くのお客様に⾜を⽌めて頂きました。ブース内では、⽵のほか、ヒノキやサクラ、クロモジやサンショウなど、多種多様な標本⽊も併せて展⽰を⾏いました。
    ⽵林内の地下の様⼦に興味津々…! ⾝振り⼿振りを交えながら、全⼒で⽊のことを伝えます!
    持ってみると、樹種ごとの特徴の違いがよくわかるかも… あれれ、想像以上に重たいぞ?!



    森林教室ブース内では森林教室のほか、様々なタネの展⽰も実施しました。テーダマツやメグスリノキ、ボダイジュといった⾵に乗るための翼をもつユニークなタネのほか、タンポポのように綿⽑で⾵に乗るテイカカズラのタネや、⼈の服にくっついて移動する「ひっつき⾍」オナモミなど、多種多様な独⾃の形態をとる⾯⽩いタネの展⽰は、多くの⼈々を惹きつけたようでした。
    マツボックリの鱗⽚の間には、プロペラみたいなタネがあるのです! ドングリやオナモミ(ひっつき⾍)は⼩さなお⼦さんにも⼤⼈気♪





    今回のイベントでは、⽊材や⽊の実等のタネ、⽵やつるなど、岡⼭県内の国有林で採取された多種多様な森林の恵みを⽤いて、教室や展⽰を実施しました。今後も、岡⼭森林管理署では、国有林で⾒つけたたくさんの森林の恵みを共有し、皆さまが森林を⾝近に感じるお⼿伝いができるよう、様々なイベントに参加して参ります。

    お問合せ先

    岡山森林管理署

    担当者:業務グループ
    ダイヤルイン:050-3160-6135