この木、なんの木?五感で感じて、推理して!「わくわくどきどき木育あそびひろば@美作大学」
10月22日(火曜日(祝))、岡山県津山市内の美作大学にて、「わくわくどきどき木育あそびひろば@美作大学」という幼児等を対象とした木育イベントが開催されました。参加依頼を受けた岡山森林管理署からは、職員5名がスタッフとして参加しました。
開会式では、美作大学の学生ボランティアの方々がステージへ上がり、みんなで楽しく踊れるダンスや手遊び歌を披露してくれました。大人も子どもと一緒になって、手を大きく振ったり、飛び跳ねたり…、会場内は早くも賑やかさを見せています。
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学生ボランティアの皆さんによる手遊び歌 | ダンスで大人も子供もノリノリ♪ | 楽しい歌とダンスでテンションMAX! |
大盛り上がりの開会式で会場がすっかり温まったところで、いよいよイベントスタートです。
岡山森林管理署は、美作大学の学生ボランティアや主催者である津山ロータリークラブの方々と一緒に、「木のマスコットづくり」と「木の名前当てクイズ」という2つのブースを運営しました。
「木のマスコットづくり」ブースでは、サクラの枝やトチの実、クルミなど、国有林で採集した様々な材料を用いて、参加者の皆さんにマスコット作り体験をしていただきました。
思いおもいの材料を組み合わせて出来上がったオリジナルマスコットは、人の顔のように加工された小枝のマスコットや、温度計付きのストラップなど、どれも素敵な作品ばかりでした。嬉しそうな表情で完成品を持ち帰る参加者の皆さんからは、満足感と達成感があふれていました。
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どの枝を使おうかな? | 職員と一緒に、鋭意製作中! |
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小枝の冬芽を鼻に見立ててみました♪ | どこでも気温を測ることができます! |
「木の名前当てクイズ」ブースでは、10本の標本木それぞれの名前を当てるクイズに挑戦していただきました。「ケヤキは、重くて硬い」「ホオノキの樹皮は白っぽい色」「キハダは年輪のある木部と樹皮の間に黄色が見える」「ヒノキはいい匂い」など、スタッフからのヒントをもとに、参加した子どもたちは、家族や友達など一緒に参加した仲間とともに、首をひねりながら、懸命に推理している様子でした。
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樹皮をさわると、不思議な感じ? | 親子で作戦会議中… |
樹皮や年輪を観察したり、重さを比べたり、においをかいだり…。五感をフル活用してクイズに挑んでいただいた結果・・・、な、な、なんと!参加されたすべての方が、見事全問正解することができました!
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香りを感じてみよう… | 持ってみたら違いが判るかも?! |
全問正解者への景品として、職員手作りの木製ブローチをプレゼントさせていただきました。景品は「可愛い」と大好評で、受け取るや否や、さっそく、それぞれの胸元やカバンにつけてくれる子どもも多くみられました。
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胸元には、景品のブローチが! | このブローチ、色鉛筆みたいだけど小枝なんです! |
気づけば、あっという間に閉会の時刻となってしまいました。
閉会式では、主催者からの「今日は、楽しかったですか?」という問いかけに対し、子どもたちが間髪をいれずに「楽しかった~!!」と大きな声で答えている様子がとても印象的でした。
イベントの最後は、スタッフ全員が集合、そして美作大学公式キャラクター「ミマッパちゃん」とハイタッチしながらの子どもたちの退場で締めくくられます。出口で待っていたミマッパちゃんに順番にハイタッチをして、イベントのあとの楽しい余韻を感じさせながら、子どもたちは退場していきました。
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子どもたちに大人気のミマッパちゃんです♪ |
今回のイベントは、入場者約800名という大盛況のうちに幕を下ろし、岡山森林管理署の2つのブースにも、大変多くの方にご参加いただきました。
樹皮や年輪、香りといった木材の様々な特徴を五感で感じられることができた今回の体験は、参加していただいた皆さんにとって、印象深い思い出になったことだろうと思います。
岡山森林管理署では、今後とも、皆様に「木」を感じる楽しい体験をしていただけるよう、様々なイベントに参加してまいります。
お問合せ先
岡山森林管理署
担当者:業務グループ
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