令和6年2月6日~7日にちなん中国山地林業アカデミー視察・実習を実施しました
にちなん中国山地林業アカデミー視察・実習
岡山森林管理署は、令和6年2月6日(火曜日)と7日(水曜日)の2日間、にちなん中国山地林業アカデミー(鳥取県日野郡日南町多里826)、以下「アカデミー」とする。)の生徒9名を受け入れ、視察・実習を実施しました。
内容は主に、アカデミーからの要望により、有害鳥獣の生態、森林被害および対策について講習を行いました。
1日目(2月6日) 座学、現地視察
近畿中国森林管理局の職員から、シカを主とする有害鳥獣の生息域や、防護柵の設置状況、捕獲による防除について講義を行ったのち、大戸山国有林116林班(岡山県美咲町)に設置した防護柵を視察しました。
アカデミーの生徒は、講義を熱心に聞き、また視察についても、実際に設置している防護柵に触れ、地形に合わせた設置方法や点検・補修について質問していました。
<岩田岡山森林管理署長あいさつ>
<講義の様子>
<立木を利用した防護柵の設置等について説明>
2日目(2月7日) 現地実習
大戸山国有林109林班(岡山県美咲町)において、防護柵の設置と、小林式誘引捕獲法によるくくり罠の設置方法について実習を行いました。
アカデミーの生徒は、局職員および岡山署職員の指導のもと、有害鳥獣の侵入を防ぐためにはどう設置すればよいか考え、相談しながら作業を行っていました。
また、くくり罠の設置においては、狩猟免許は持っているがくくり罠は初めてという生徒が多く、指導のとおり設置しても作動しない場面もあり、試行錯誤しながら設置していました。
当署では、引き続き、現地視察や実習の受け入れを行い、林業大学校等の運営に貢献する活動を進めるとともに、アカデミーの生徒の皆様のご活躍を期待しています。
<基本的な設置方法の説明>
<協力して作業するアカデミー生>
<くくり罠設置の指導>
お問合せ先
岡山森林管理署
担当者:業務グループ 森林ふれあい担当者
ダイヤルイン:050-3160-6135