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近畿中国森林管理局

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    森林官通信(箕面森林事務所) 第8号 台風被害木をボランティア団体が処理

    地域と国有林をつなぐ、森林官の日々の仕事をお伝えします。


    台風直後に枝先で一休みしているシュレーゲルアオガエル

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    箕面森林事務所が管理している本山寺山国有林(高槻市)、楊梅山国有林(高槻市)、箕面国有林(箕面市)では国有林をフィールドとして活動しているボランティア団体がいます。
    本山寺山国有林では本山寺山森林づくりの会が里山保全や森林観察会などの活動を行っており、楊梅山国有林では高槻里山ネットワークが森林整備や小学校の環境学習の支援などの活動、箕面国有林では箕面の山パトロール隊が不法投棄の対策活動やハイキングガイドなどの活動を行っています。

    9月の台風21号により各国有林で多くの木が倒れてほとんどの歩道が通行できなくなりました。
    被害の規模がこれまでにないほど大きく広範囲のため、被害の全容把握すらまだできていない状況ですが、各団体が台風直後から歩道の倒木を中心に被害木の処理をしています。

    本山寺山森林づくりの会による

    切り残した枝を赤テープで注意喚起


    倒木の伐採


    歩道の整備

    高槻里山ネットワークによる

    かかり木をロープで引き落とし


    歩道上の倒木を処理


    倒木を伐採

    箕面の山パトロール隊による

    歩道の倒木を処理


    倒木を伐採


    歩道にかかった枝を処理

    手弁当、手持ちノコギリよる作業で頭の下がる思いですが、今まで活動してきたフィールドを自分たちの手で元通りにしようと頑張っています。
    もちろん、安全には十分注意しながら無理のない範囲での作業です。

    団体の活動のおかげで国有林の半分近くの歩道で通行ができるようになりました。
    お礼を申し上げるとともに、これからも団体が活動しやすい環境をつくれるよう支援していきたいと思います。 






     

    お問合せ先

    京都大阪森林管理事務所

    ダイヤルイン:075-414-9822