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近畿中国森林管理局

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    用語の解説(た行)

    主な森林・林業、国有林に関する用語の解説です。

    択伐(たくばつ)

    森林内の樹木の一部を抜き伐りする主伐の一種。

    多様な活動の森(たようなかつどうのもり)

    植栽や下草刈りなどの森林整備はおこなわず、森林パトロール、歩道の草刈り、美化活動などの森林の保全活動を行いたいという要請に応えるため、民間団体などと森林管理署長などが協定を結び、森林保全活動を行う場としてフィールドを提供するもの。

    タワーヤーダ(たわーやーだ)

    架線集材に必要なワイヤーを支える柱(通常は現地の樹木を使う)の代わりとなる人工支柱を装備した移動可能な集材車。

    単木保護チューブ(たんぼくほごちゅーぶ)単木保護チューブ

    シカなどからの食害防護のために、植栽木一本ごとに取付けるチューブ。

    地域管理経営計画(ちいきかんりけいえいけいかく)

    「国有林野の管理経営に関する法律」に基づき、国有林野の管理経営の考え方や伐採等の事業の総量等について、森林管理局長が流域ごとにたてる5年間の計画。

    治山事業(ちさんじぎょう)治山事業

    保安林を守り育てることによって、山崩れなどの山地災害から住民の生命・財産を守ることや森林が持つ水源のかん養機能を高めたり、さらには緑豊かな生活環境の保全・形成等を行う事業のこと。

    治山ダム(ちさんだむ)治山ダム

    土石流などの過度な土砂流出を制御し、荒廃した森林や渓流の復旧を図る施設のこと。

    地上散布(ちじょうさんぷ)地上散布

    森林病害虫を駆除するため、地上から動力噴霧機等を利用して薬剤を健康な樹木に散布すること。

    地上型レーザスキャナ(ちじょうがたれーざすきゃな)地上型レーザスキャナ

    スキャナから照射されたレーザによって、対象物の空間位置情報を取得する計測手法。ごく短時間に大量かつ「面」的な「3次元空間の点群座標」を取得する計測技術。

    長期育成循環施業(ちょうきいくせいじゅんかんせぎょう)

    育成複層林の造成等を進める観点から、皆伐をせず、抜き伐りを繰り返しつつ、徐々に更新を行うことにより長期間にわたって森林状態を維持し、公益的機能の維持増進を図る施業。

    長伐期施業(ちょうばっきせぎょう)

    通常、主伐が行われる年齢(例えばスギの場合40年程度)のおおむね2倍以上の年齢で主伐を行う森林施業の一形態。

    直轄地すべり防止事業(ちょっかつじすべりぼうしじぎょう)

    民有林内で大規模な地すべりが発生し、その復旧工事に高度な技術が必要な個所等において、都道府県から要請を受けて国が行う事業のこと。

    直轄治山災害関連緊急事業(ちょっかつちさんさいがいかんれんきんきゅうじぎょう)

    災害により新たに発生し、又は拡大した荒廃山地又はなだれ発生地につき、当該発生年に緊急に行う復旧整備に係る保安施設事業のこと。

    直轄治山施設災害復旧事業(ちょっかつちさんしせつさいがいふっきゅうじぎょう)

    林地荒廃防止施設又は地すべり防止施設が被災した場合の復旧事業のこと。

    ツーバイフォー工法(枠組壁工法)(つーばいふぉーこうほう(わくぐみかべこうほう))

    木材で組まれた枠組みに構造用合板等を打ち付けた壁や床等で荷重を支える木造建築工法の一種。枠組みとして多く使われる製材の呼称寸法が厚さ2インチ、幅4インチであるためツーバイフォー(2×4)工法と呼ばれている。

    つる切(つるきり)

    育てようとする樹木に巻き付くつる類を取り除くこと。通常、下刈りを終了してから、育てようとする樹木の枝葉が互いに接する状態になるまでの間に行う。

    DEM(数値標高モデル)(でぃーいーえむ(すうちひょうこうもでる又はでむ))

    地表面を等間隔の正方形に区切り、それぞれの正方形に中心点の標高値を持たせたデータのこと。

    低コスト造林(林業)(ていこすとぞうりん(りんぎょう))

    従来の造林作業と比べ、造林・保育の省略化等によりコスト削減を図る造林方法のこと。

    鉄鋼スラグ(てっこうすらぐ)

    鉄鋼製造工程において副産物として発生するもので、高炉スラグと製鋼スラグがある。林業専用道の舗装に利用されている。

    天然更新(てんねんこうしん)

    伐採跡地等において、主として天然力によって次の世代の樹木を発生させること。自然に落ちた種子が発芽して成長する場合と樹木の根株からの発芽(萌芽)等により成長する場合がある。必要に応じて、ササ類の除去や発芽後の本数調整等の人手を補助的に加えることもある。

    天然生林施業(てんねんせいりんせぎょう)

    森林を自然の推移に委ね、主として天然更新等の自然の力を活用して森林(天然林)を造成する森林づくりの方法。

    天然林(てんねんりん)

    天然更新によって成立した森林。⇔人工林
    さまざまな樹種やさまざまな大きさの樹木が混じっている。

    特別伐倒駆除(とくべつばっとうくじょ)

    森林病害虫を駆除するため、被害木を切り倒して、細かく砕いたり、燃やすこと。

    特別防除(とくべつぼうじょ)特別防除

    森林病害虫を駆除するため、空からヘリコプターを利用して薬剤を健康なマツに散布し、カミキリを駆除すること。

    特用林産物(とくようりんさんぶつ)特用林産物

    林野から産出される木材以外の産物。うるし、きのこ等。

    土石流(どせきりゅう)

    山の斜面から崩れた土砂や谷の土砂・石などが、大雨などによって水と共に一気に下流に流される現象のこと。

    トレイル(とれいる)

    森林や原野、里山などにある「歩くための道」のこと。

    ドローン(どろーん)

    無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)の通称で、人が搭乗することなく、遠隔地(地上)から操縦することができる航空機。山地災害の被害状況や森林の現況確認などに活用されている。

    ドロップネット(どろっぷねっと)

    空中に網を張り、シカが網の下に来た時に網を落として捕獲する罠のこと。

    お問合せ先

    企画調整課

    ダイヤルイン:050-3160-6700