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近畿中国森林管理局

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    用語の解説(あ行)

    主な森林・林業、国有林に関係する用語の解説です。

    ICT(あいしーてぃー)

    情報通信技術(Information and Communication Technology)の略。林業分野では、森林情報のクラウド化による情報共有や航空レーザ計測による樹種や材積等の林分状況把握などに活用されている。

    ESD(いーえすでぃー)

    Education for Sustainable Development  の略。「持続可能な開発のための教育」を意味する。

    育成単層林施業(いくせいたんそうりんせぎょう)育成単層林

    伐採する区域をあらかじめ定め、その区域内の樹木の全部又は大部分を一度に伐採し、そのあとに一斉に植林を行うこと等により、年齢や高さのほぼ等しい樹木から構成される森林(単層林)を造成する森林づくりの方法。

    育成複層林施業(いくせいふくそうりんせぎょう)育成複層林施業

    伐採区域内の樹木を部分的に伐採し、その空いたスペースに植林を行うこと等により、年齢や高さの異なる樹木から構成される森林(複層林)を造成する森林づくりの方法。

    1伐3残(いちばつさんざん)1伐3残

    列状間伐の伐採方法であり、3列を残して1列を伐採すること。

    一貫作業システム(いっかんさぎょうしすてむ)

    伐採から植栽までを一体的に行う作業システムのこと。伐採時に使用した林業用機械等を活用し、地拵えから植栽までの省力化、効率化を図ることでコストの低減、工期の短縮が可能。

    ウェアラブルカメラウェアラブルカメラ(うぇあらぶるかめら)

    ヘルメットや体に装着や着用可能なデジタルカメラの総称であり、一般的なモバイル端末を使用することも可能。

    Eco-DRR(えこでぃーあーるあーる)

    Ecosystem-based Disaster Risk Reductionの略で、自然環境を保護して災害リスクを軽減する取組。森林の持つ山地災害防止機能・土壌保全機能や、海岸林の持つ防風や津波被害の軽減といった防災機能を活用している。

    SDGs(持続可能な開発目標)(えすでぃーじーず(じぞくかのうなかいはつもくひょう))SDGs

    Sustainable Development Goalsの略で、平成27年9月に採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で示された国際目標。17の目標と169のターゲットで構成される。国有林野の管理経営は、目標6,13,15等様々な目標に貢献する。

    枝打ち(えだうち)枝打ち

    節のない木材を生産すること等を目的に、立木の枝を切り落とす作業。

    N型誘引捕獲罠(えぬがたゆういんほかくわな)N型誘引捕獲わな

    和歌山森林管理署等において実証試験中の改良型わなの一つ。作業道などにウサギの餌を置き、誘引するとともにネットを設置してウサギの通り道を限定させ、くくり罠にかかりやすくする手法。名前は、上から見たネットの形がN型に見えることによる。

    FRD(路網設計支援ソフト)(えふあーるでぃー(ろもうせっけいしえんそふと))

    路網設計支援のためのソフトウェア。航空レーザ計測で得られた精緻な地形データ等を活かして、林道や森林作業道などの林業用路網の線形案を設計することができる。名称は「Forest Road Designer」の略。

    エリートツリー(えりーとつりー)エリートツリー

    成長が良く通直性等の形質が優れたDNAを持っていると思われる木を精英樹に指定し、クローンを育てたり、種子を採取しているが、この精英樹同士を交配して得られた個体の中から選抜した、より成長等に優れた第二世代以降の精英樹の総称。

    LVL(単板積層材)(えるぶいえる(たんばんせきそうざい))

    Laminated Veneer Lumberの略。丸太から薄くむいた板(単板)の繊維(木目)の方向を揃えて接着したもの。家具、建具、構造材等に利用される。

    堰堤堰堤(えんてい)

    川水を他に引いたり、流れを緩やかにしたり、また釣り場をつくったりするために築かれる堤防で、ダムより小規模なもの。

    欧州材(おうしゅうざい)

    欧州(ヨーロッパ)から輸入された木材の総称。その多くが製材品であり、主に集成材を構成する板材(ラミナ)として使用する。ホワイトウッド(オウシュウトウヒ等)等が代表的な樹種。

    オルソ画像(おるそがそう)

    航空カメラで撮影された空中写真は、レンズの中心から対象物までの距離の違いにより、写真上の像に位置のズレが生じる。オルソ画像は、写真上の像の位置のズレをなくし空中写真を地図と同じように真上から見たような傾きのない正しい大きさと位置に表示される画像に変換したもの。

    奥地脊梁山地(おくちせきりょうさんち)

    中国山地や紀伊山地など、ある地域の背骨に相当するような山地で、分水界となるもの。

    温室効果ガス(おんしつこうかがす)

    地球から宇宙への赤外線放射エネルギーを大気中で吸収して熱に変え、地球の気温を上昇(地球温暖化)させる効果を有する気体の総称。代表的なものに二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)等がある。これらの排出には人間の生活・生産活動が大きく関与している。

     

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