このページの本文へ移動

近畿中国森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    令和5年度保護林管理委員会の概要

    1 開催方法
      集合開催(オンライン併催)
      日時:令和5年11月6日(月)13:30~15:30
      場所:近畿中国森林管理局4階大会議室
    2 出席者
      委員:(来局)佐久間委員、鷹尾委員、藤木委員
         (オンライン)古藤委員、日置委員、長島委員、柳井委員
      森林管理局:局長、計画保全部長、計画課長、流域管理指導官、計画課長補佐、計画調整官、森林施業調整官、企画係長、生態系保全係長

    3 議事
    【審議事項】
    1 保護林及び緑の回廊の新設・拡充等について
    (1)赤西スギ・トチノキ・シオジ等希少個体群保護林の新設
    (2)大越モミ・ツガ・アラカシ等遺伝資源希少個体群保護林の拡充及び名称変更等
    (3)三川山奥生物群集保護林の新設
    2 令和5年度調査結果に基づく拡充可能性の検討(中間報告)
    (1)滑山アカマツ・モミ・ツガ等遺伝資源希少個体群保護林の拡充
    (2)東中国山地緑の回廊の拡充について
    【報告事項】
    3 保護林・緑の回廊等に係る個別報告事項
    4 令和4年度保護林モニタリング調査評価部会の概要報告

    4 委員からの主な意見

    (保護林及び緑の回廊の新設・拡充等について)

    • 管理方針書に記載しきれない保護林の価値や特性に係る情報について、管理方針書とは別に資料編のようなものを作るとか、保護林に係る情報を一元管理するシステムを作るといった検討をしてほしい。(A委員)
    • 大越保護林の拡充に関して、絶滅危惧種に指定されているトガサワラの個体が新たに今回発見され、これが保護対象種に指定されるということは、保護林制度のもとで生息域内での保全が担保されることであり、非常にありがたい。(B委員)
    • 保護林について国民的理解を得、保護林制度を更に充実させていく観点から、データの活用(大学や研究機関へのデータ提供や共同研究・調査支援のあり方)について検討してほしい。(C委員)
    • 新設・拡充等には賛成であるが、予定箇所の多くでシカ被害が深刻であることから、非常に強い危機意識を持って地元行政とも連携したシカ対策を進めることが必要。(C委員、D委員、E委員)

    (保護林・緑の回廊等に係る個別報告事項)

    • 黒河山の湿原について、設置した柵の中も外も単子葉類が一面に茂っており、シカの影響を排除しても単子葉類に被圧されて、ほかの植物が出てこられない可能性がある。したがって、柵の中に一部実験区を設け、実験区内の単子葉類を少し排除する、もしくは土壌を攪乱する、といった比較試験を行ってみてはどうか。湿原なので埋土種子が残っている可能性があり、そのような処理により希少種が復活してくる可能性がある。(A委員)
    • 湿原の衰退や希少種の消失には、シカ食害、地下水位の低下、周辺の樹林による被陰、富栄養化の4要因が影響していることが多く、それらを合わせた総合的な見方が必要。(E委員)
    • ※2名の委員から現地検討への同行について了承いただいた。
    • 保護林PR用パンフレットの作成について、大変価値のある取組であり、他局でも同様の取組をされているのであれば、他局のページにリンクで繋がれるようにしてはどうか。(F委員)

    (令和4年度保護林モニタリング調査評価部会の概要報告)

    • 特に意見はなかった。

    5 資料一覧
    議事次第、委員名簿、資料一覧(PDF : 623KB)
    ※資料は全て非公開

    お問合せ先

    計画保全部 計画課

    担当者:森林施業調整官
    ダイヤルイン:050-3160-5696

    PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
    Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

    Get Adobe Reader