平成29年度保護林モニタリング調査評価等部会の概要
平成29年度保護林モニタリング調査評価等部会の概要
1 開催日時 平成30年2月9日(金曜日)15時00分~17時15分
2 場 所 近畿中国森林管理局第3会議室
3 出 席 者 (部会委員)
亀田委員、深町委員、藤木委員、松本委員
(近畿中国森林管理局)
計画保全部長、流域管理指導官、計画課長補佐、森林施業調整官、
企画官、企画係長、生態系保全係
4 議 事
(1)平成29年度保護林モニタリング調査報告について
(2)保護林モニタリング調査マニュアルの改訂について
(3)平成30年度保護林モニタリング調査について
(4)平成30年度緑の回廊モニタリング調査について
5 委員からの主な意見
- 鳥獣病害虫被害が顕著な保護林のモニタリング期間は、5年が良いのではないか。
- シカの被害の評価に当たっては、樹高30cm~2mの稚樹、幼木の発生状況を調査して判断すべきではないか。
- モニタリング調査に当たっては、継続的に行うだけでなく、価値を把握し、良いことはしっかりと発信できるよう科学的データを揃える観点が大事。
- 保護林の価値を生物多様性の視点から把握できていない印象がある。文献調査等を行い、希少種の存在や多様性の価値の位置付けを行うと良い。
- 保護対象種は、各保護林の優占種が指定されているが、本当に保護すべきは、その森林群集内に生育する希少種を中心とする生物多様性ではないのか。
- 保護対象種だけ守るのではなく、生態系として保全されていくべき。
- モニタリングの評価(案)については、「健全性が保たれている」と言い切れない様々な課題があるので、表現の仕方を工夫すべき。
- 評価では、被害やこれまで5年間行ってきた対策はしっかりと記載すべき。
- モニタリング調査結果を踏まえて、評価・現行取扱方針・改善案とした表にすれば、表についての意識が深まるのではないか。
- 新たな調査マニュアルでは、今までのデータを上手く活用しながら、今後の体系に引き継がれることとなる。この点が大事。
- 台帳等は、古いものがうまく引き継がれないことがあることから注意すること。
- 今までの論文や報告書の知見を集めて、各団体との連携を図りつつ、緑の回廊の観点から評価をいろいろなスケールで考えること。
【会議資料】
議事次第、委員名簿(PDF : 21KB)
資料1-1 平成29年度保護林モニタリング調査報告について(PDF : 22,232KB)
資料1-2 平成29年度保護林モニタリング調査報告について(PDF : 16,301KB)
資料2 保護林区分別モニタリング調査体系表(PDF : 1,258KB)
資料3 平成30年度保護林モニタリング調査について(PDF : 338KB)
資料4 平成30年度緑の回廊モニタリング調査について(PDF : 2,296KB)
お問合せ先
計画保全部計画課
担当者:森林施業調整官
代表:050-3160-6700(内線3557)
ダイヤルイン:050-3160-5696