平成29年2月20日
近畿中国森林管理局
平成28年度保護林モニタリング調査評価等部会の概要
1 日 時 平成29年2月8日(水曜日) 10時00分~12時00分
2 場 所 近畿中国森林管理局 第3会議室
3 議 題 (1) 平成28年度保護林モニタリング調査結果について
(2) 平成28年度保護林区分の見直しに係る調査報告について
(3) 平成29年度保護林モニタリング調査について
4 概 要
(1) 事務局から、議題(1)~(3)について説明しご意見を伺った。
(2) 委員からの意見
(平成28年度保護林モニタリング調査報告について)
- モニタリング調査は5年間隔でデータが残るが、その間に行われた施業履歴や林況に変化のあった事案(台風等による被害など)について周囲の林小班も含めて記録を残すべき。
- モニタリング調査箇所内で保護対象種が枯損しており、原因を確認しておく必要がある。今後の対策のためにも重要である。
- 保護樹種など全面積に所在しているわけではなく、現状をよく確認して含めるべきでない所、含めた方がよい所を見直す必要もある。
- 逢坂山照葉樹林植物群落保護林のプロット調査について、調査位置の変更を検討しているが、調査の継続性を確保することが重要である。
- ニホンジカの食害がある保護林で取扱い方針に差があるものがあり、特に被害が顕著になってきている保護林の方針はしっかり記載すべき。
- ニホンジカ対策は、環境省でも行われているので、連携して取り組んでいただきたい。
(平成28年度保護林区分の見直しに係る調査報告について)
- 岩見山特定地理等保護林は石灰岩地帯であり、特殊な草本がないか更に現地を確認の上検討が必要。
- 野鹿谷シャクナゲ植物群落保護林の拡充について、踏査箇所の中にホンシャクナゲが確認されており、遺伝的に重要である可能性があるのではないか。
- 保護林区分の見直しの方針どおり進めることに意見はない。
5 資料一覧
(1) 議事次第、委員名簿、局出席者名簿(PDF : 215KB)
(2) 資料1 平成28年度保護林モニタリング調査報告(PDF : 5,445KB)
資料2 平成28年度保護林区分の見直しにかかる調査 調査報告(PDF : 7,884KB)
資料3 平成29年度保護林モニタリング調査について(PDF : 162KB)
お問合せ先
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