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近畿中国森林管理局

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    国有林の機能類型

    国有林は、公益的機能の維持増進を旨とした管理経営を行うため、機能類型の区分を5タイプに区分しています。
      ・山地災害防止タイプ
      ・自然維持タイプ
      ・森林空間利用タイプ
      ・快適環境形成タイプ
      ・水源涵養タイプ
    各機能が最大限に発揮されることを目的に管理経営を行っています。

       

     

    機能類型区分

    森林の取扱方針

    面積

    山地災害防止タイプ

    金沢市 犀川国有林

    写真:金沢市・犀川国有林

      災害に強い国土基盤を形成する観点から、山地災害防止機能及び土壌保全機能の発揮を第一とし、安全で快適な国民生活を確保することを重視する森林。   根や表土の保全、下層植生の発達した森林の維持するため、適切な間伐等を実施し、健全な林分を育成する。

    14,523ha

    自然維持タイプ

    白山市・大汝国有林

    写真:白山市・大汝国有林

      生態系としての森林の重要性を踏まえた生物多様性の保全を図る観点から、生物多様性の保全機能の発揮を第一とすべき森林。   原則として自然の推移に委ねることとし、野生動植物の生息・生育環境の保全等に配慮した森林を維持する。

    17,073ha

    森林空間利用タイプ

    加賀市・砂浜国有林

    写真:加賀市・加賀海岸国有林

      国民に憩いと学びの場を提供したり、豊かな自然景観や歴史的風致を構成したりする観点から、保健・文化・レクリエーション機能の発揮を第一とすべき森林。   育成複層林へ導くための施業の積極的な導入により針広混交林の造成を図るなど、景観の向上や野外レクリエーションに考慮し、多様な森林を維持・造成する。

    1,774ha

    快適環境形成タイプ

     加賀市・加賀海岸国有林

    写真:加賀市・加賀海岸国有林

      騒音や粉塵等から地域の快適な生活環境を保全する観点から、快適環境形成機能の発揮を第一とすべき森林。   汚染物質の高い吸着能力、抵抗性のある樹種から構成される森林を維持する。

    26ha

    水源涵養タイプ

     小松市・垂氷国有林

    写真:小松市・垂氷国有林

      洪水緩和、水質保全等水源の涵養機能の発揮を第一とすべき森林。   根系や下層植生の発達を促すための適切な間伐、人工林における複層林や針広混交林への誘導等を目的とした育成複層林へ導くための施業及び長伐期施業を推進し、森林資源の有効活用にも配慮する。

    504ha