加賀海岸自然休養林観察会に職員を講師派遣しました。
令和5年10月17日(火曜日)に加賀海岸自然休養林観察会(以下「観察会」という。)が開催され、石川森林管理署の職員6名を派遣しました。この観察会は橋立地区まちづくり推進協議会が主催するもので、地元の小学生を対象に地域の歴史や自然について理解を深めてもらうことを目的に加賀海岸自然休養林(浜山国有林)で毎年実施されています。
当日は、橋立小学校の4年生13名が参加し、3班に分かれて林内の遊歩道を歩き、クリやクロマツなど現地に自生する樹木についてクイズを交えての観察や、輪尺(木の太さを測るための道具)やメジャーを使って木の太さを測る体験などを行いました。児童たちは初めて見る道具をどのように使えば良いか分からず戸惑っていましたが、職員が使い方を教えると楽しそうに測っていました。
また、海岸防災林が地域にとってどのような良い影響を与えているかを児童に知ってもらうために職員が海岸防災林の役割を説明しました。
最後の振り返りでは、「植物について学んだことを親に話したい」「森林は海の生物だけでなく、人にとっても大切だということがわかった」などの感想があり、身近な植物や海岸防災林に対して興味を持ってもらうことができました。
石川森林管理署では、今後も国有林を活用した森林環境教育に積極的に協力していくとともに、地域の皆様と海岸防災林を保全する活動や普及啓発などを行い、地域の活性化に貢献できるよう取り組んで参ります。
樹木の説明 | 輪尺の使い方体験 |
海岸防災林の話 |
お問合せ先
石川森林管理署
ダイヤルイン:050-3160-6100