このページの本文へ移動

近畿中国森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    加賀海岸自然休養林観察会に職員を講師派遣しました

    令和4年1028日(金曜日)に加賀海岸自然休養林観察会(以下「観察会」という。)が開催され、石川森林管理署の職員7名を派遣しました。この観察会は橋立地区まちづくり推進協議会が主催するもので、地元の小学生を対象に地域の歴史や自然について理解を深めてもらうことを目的に加賀海岸自然休養林(浜山国有林)で実施されました。

    当日は、橋立小学校の4年生12名が参加し、3班に分かれて海岸林内の遊歩道を歩き、職員による説明を受けながらクリやゴンズイなど現地に自生する樹木についてクイズを交えながら、観察を行ったり、輪尺(木の幹の太さを測るための道具)及びメジャーを使って木の太さを測る体験などを行いました。児童たちは、最初はじめて見る道具をどのように使えば良いか分からず、自分たちの思い思いの使い方を試していましたが、職員が使い方を教えると、楽しそうに木の幹を測っていました。

    また、海岸林が近隣住民にとってのどのような良い影響を与えているかを児童に知ってもらうために職員が防災林の役割を説明したり、今年度新たな取組として学校で事前に作成した環境保全の啓発を促す木製プレートを現地の木にかけました。

    最後の振り返りやアンケートでは「自然に興味を持った。」「海岸林が砂を防いでくれていることを知った」「海岸林の役割を知ることが出来てよかった。」などの感想があり、身近な植物や海岸林に対して興味を持ってもらうことができました。

     

    当署では、今後も国有林を活用した森林環境教育に積極的に協力していくとともに、地域の皆様と海岸林を保全する活動や普及啓発などを行い、地域の活性化に貢献できるよう取り組んで参ります。

    樹木の説明1 樹木の説明2
    輪尺の使い方体験 海岸林の説明
    プレートがけ 集合写真

    お問合せ先

    石川森林管理署

    担当者:担当者:武内
    ダイヤルイン:050-3160-6100