森林環境教育の推進
近畿中国森林管理局では、ESD(持続可能な開発のための教育)の考え方を踏まえ、持続可能な社会の構築に果たす森林・林業の役割や木材利用の意義に対する国民の理解と関心を高める取組みを推進します。
具体的には、教育機関等と連携し、幼児期及び学齢期における自然体験活動への国有林の活用や体験活動の指導など、青少年等が森林・林業・木材利用について体験・学習する機会を提供します。
また、森林ESD事例集を教育機関等に幅広く配布し、教育機関と活動団体の連携を支援しその普及に努めます。
- 小学生向け体験プログラム
森の中での体験を通じて、森林が暮らしに果たしている役割を学びます。子ども達は森で学んだことを下級生に伝えるなど主体的・対話的で深い学びを目指します。
- 大学生向け体験プログラム
教員を目指す学生も、森林で学びます。
- 教員向け研修
学校教育における環境教育の実践の場として、森林での体験活動が効果的であることを体験を通じて理解を深めます。
- 教育機関と活動団体の支援
保・幼・小の教育機関と森林活動団体の連携を支援します。
- 「森の探検隊」プログラムの普及
森林ESDの考え方を踏まえて、箕面森林ふれあい推進センターが開発した森林環境教育プログラム「森の探検隊」を箕面市教育委員会や箕面自然休養林管理運営協議会と連携し、普及に努めます。また、常設のポイントを設けて「森の探検隊」プログラムをだれでもいつでも体験できるように整備を行います。