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近畿中国森林管理局

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    [林業を担う人材育成に向けた取り組み]

    [林業を担う人材育成に向けた取り組み]
    広島北部森林管理署は、広島県森林組合連合会及び広島県立庄原実業高校と、令和2年に林業を担う人材育成に向けた連携・協力に関する協定を締結しています。
    この協定に基づく取組は、林業を担う人材を育成し、林業の成長産業化、森林資源の循環利用及び地域の発展のに貢献することを目的としています。
    今回は、令和7年度協定に基づく活動をご紹介します。


    木質バイオマス発電予所の見学(1年生11名)

    10月27日(月曜日)、広島県海田町にある広島ガス(株)と中国電力(株)が共同出資した木質バイオマス発電所「海田バイオマスパワー(株)」を見学しました。
    この発電所では、広島県産の未利用材木材をチップ化し、燃料として全体使用量の約7割を活用しています。同社環境グループ担当者からは「再生可能エネルギーの普及や広島県の林業振興に貢献したい」という説明がありました。

    生徒たちからは、
    「木材チップの年間使用量はどれくらい」
    「一般家庭に換算すると何世帯分の電力になるの」
    といった質問が飛び交い、再生可能エネルギーへの関心の高さが窺えました。

    木質バイオマス発電予所見学木質バイオマス発電予所見学


    森林調査の現地実習(2年生14名)

    11月14日(金曜日)、甲野村山国有林(庄原市)で森林調査の実習を行いました。
    まず、輪尺や測竿による胸高直径(地面から1.2mの位置での幹の直径)と樹高を計測方法を学び、3班に分かれて実際にスギ立木標準地18本の測定。さらに、最新の3次元レーザー計測システムによる測定値と比較し、ばらつきや制度について理解を深めました。

    生徒たちからは、
    「胸高直径は班もほぼ同じだったけど、樹高はかなり差があった」
    「レーザー計測の制度に驚いた」
    といった感想が寄せられました。

    輪尺での森林調査3次元レーザー計測での森林調査



    当森林管理署では、庄原実業高校をはじめ、関係機関と連携しながら、林業を担う人材育成と地域の発展に貢献する取組を続けていきます。

    お問合せ先

    広島北部森林管理署

    担当者:森林技術指導官
    代表:050-3160-1000
    ダイヤルイン:050-3160-1000