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近畿中国森林管理局

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    低密度植栽試験地の検証報告に係る現地検討会を開催しました。

      広島北部森林管理署では、令和3年6月に新たな「森林・林業基本計画」が閣議決定され、従来の森林施業を見直し、技術開発が進みつつある新技術を活用して、伐採から再造林・保育に至る収支プラス転換を可能とする「新しい林業」を展開することされ、国有林においては、自らの事業を通じて生産性の向上や再造林の省力化に取り組むだけでなく、その成果を民有林にも普及させていくことが求められていることから、その取組を進めています。
      6月8日(木)に少雨の中、広島森林管理署と合同で、県市町、森林組合など林業関係者、国有林職員の総勢37名が参加した「再造林の省略化に向けた低密度植栽試験地の検証報告に係る現地検討会」を篠原山国有林(広島県神石高原町)で開催しました。
      現地検討会では、同国有林内にある低密度植栽試験地(ヒノキ31年生)の植栽密度別に1,500本/ha、1,000本/ha、3,000本/ha区の検証結果(途中経過)の報告、同試験地の調査検証の連携機関である広島県立総合技術研究所林業技術センターから非破壊試験による強度性能の報告、広島森林管理署新元(しんもと)重山(しげやま)国有林内(広島県福山市)に所在するスギ・ヒノキ低密度植栽試験地の取組の紹介を行い、民有林への普及に向けた課題等について意見交換を行いました。
      当署では、引き続き関係機関と連携・協力を行いながら、国有林での取組紹介・林業課題等の意見交換を行う現地検討会等を開催し、民有林支援を進めてまいります

    現地検討会の状況(1000本区) 現地検討会の状況(1500本区)
                 現地検討会の状況(1,000本/ha区)                 現地検討会の状況(1,500本/ha区)


    お問合せ先

    広島北部森林管理署
    TEL:050-3160-1000/0824-62-2155