ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理局の概要 > 森林技術・支援センター > 技術開発課題 > 広葉樹と競合している人工造林地の広葉樹育成試験
(写真は通常除伐区1回目終了後) |
近年、環境保全等の理由で森林における生物の多様性を維持することの重要性や、森林景観の維持・保全の必要性が広く一般に認識されつつあります。 このような状況のもと、従来の植栽木を中心とした育成技術に加えて、植栽木とともに進入広葉樹をも積極的に取り込んでいく森林施業が必要となってきていますが、この分野での技術蓄積は少ないものとなっています。 |
このため、植栽木の木材生産機能を生かしつつ広葉樹の導入により、生物の多様性や森林景観の維持・保全にも配慮した森林施業の確立に資することを目的としています。 この課題は、平成18年度に完了した「人工造林地の除伐段階からの広葉樹導入・育成試験」の研究期間を延長したもので、植栽木と広葉樹の競合状態を経過観察していくものです。
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(写真は有用広葉樹を残し広葉樹区の2回目の除伐後) |