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プレスリリース

「林業イノベーション現場実装推進プログラム」のアップデートについて

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令和4年7月15日
林野庁
令和元年12月に策定した「林業イノベーション現場実装推進プログラム」のアップデート版を作成しました。

1.経緯と趣旨

林野庁では、令和元年12月に、林業現場への新技術の導入を加速化するため、イノベーションによる林業の将来像と技術開発の現状、普及に向けた課題等を整理した「林業イノベーション現場実装推進プログラム」を策定し、公表しています。
その後、現場実装のさらなる加速化に向け、令和3年度に設置した異分野の技術探索や産学官の様々な知見者により先進技術方策の検討等を行う「林業イノベーションハブセンター(森ハブ)」において、本プログラムのアップデート(案)の検討を進めてきました。
今般、これまでの取組成果や森ハブでの検討、成長戦略フォローアップやデジタル田園都市国家構想基本方針(令和4年6月7日閣議決定)等も踏まえ、本プログラムのアップデート版を作成しました。

(参考)
「林業イノベーション現場実装推進プログラム」の公表について
https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/ken_sidou/191210.html

林業イノベーションハブセンター(森ハブ)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kaihatu/morihub/morihub.html

2.ポイント

アップデートの主なポイントは以下のとおりです。

(1)林業の将来像

林業分野のイノベーションにおいて、通信技術の進展が重要になることから、(1)伐採・搬出、(2)造林、(3)新素材開発に加え、(4)通信の将来像を追加しました。

(2)林業イノベーションの展開方向/各技術のロードマップ

林業の課題を8分類35課題に整理し、課題に対応する異分野を含めた技術をリスト化し、技術熟度レベルを8段階で整理しました。また、開発・実証・実用化・普及の4フェーズに分け、2025年までのタイムライン、現状や普及に向けた課題等を更新・整理しました。

(3)技術実装の推進方策

本プログラムに掲げた技術の開発や普及を着実に進めるためのプラットフォームとして森ハブを位置づけました。また、新技術の現場実装に向け、森ハブからのコーディネーター派遣等による地域コンソーシアムの組成等の支援についても記載しました。

〈添付資料〉
林業イノベーション現場実装推進プログラムアップデート版(PDF : 5,240KB)

お問合せ先

林野庁森林整備部研究指導課技術開発推進室

担当者:鉢村、藤野
代表:03-3502-8111(内線6215)
ダイヤルイン:03-3501-5025