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林野庁

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第1部 森林及び林業の動向 はじめに


はじめに

「森林及び林業の動向」(以下「本報告書」という。)は、「森林・林業基本法」に基づき、森林及び林業の動向に関する報告を、毎年、国会に提出しているものである。

国際的に気候変動や生物多様性の損失などの課題への対応が進められる中、森林やそこから生産される木材の役割に対する関心が高まっている。このような世界的潮流の中で、森林が国土の約3分の2を占め、世界有数の森林国である我が国においては、先人たちの努力により造成された人工林を中心に森林資源が充実し、本格的な利用期を迎えている。持続可能な社会の実現に向けて、この豊かな森林資源を活かしながら次世代に継承していくためにも、建築物等への木材利用の拡大を図るとともに、木材利用の持続性や公益的機能の確保に必要な再造林を推進することで、森林資源の循環利用を確立することが求められている。このため、本報告書の特集では、「森林資源の循環利用の確立に向けて~木材利用と再造林をつなぐ~」を取り上げた。

さらに、令和7(2025)年度の動きを紹介するトピックスでは、「大阪・関西万博で木材利用の機運が醸成」、「山の地方創生に向けた「森業(もりぎょう)」の推進」、「スマート林業の新たな展開~技術開発と現場実装~」、「昭和100年~先人が築いた森林を次世代へつなぐ~」、「大船渡(おおふなと)市林野火災からの復旧と今後の消防防災対策」を取り上げた。

トピックスに続いては、「森林の整備・保全」、「林業と山村(中山間地域)」、「木材需給・利用と木材産業」、「国有林野の管理経営」、「東日本大震災からの復興」について章立てを行い、主な動向を記述した。

本報告書の記述に当たっては、統計データの分析や解説だけでなく、全国各地で展開されている取組事例等を可能な限り紹介し、写真も交えて分かりやすい内容とすることを目指した。また、関心のある方が更に情報を得やすくなるための工夫として、各所に二次元コードを掲載し、関連するホームページを参照できるようにした。

本報告書を通じて、我が国の森林・林業に対する国民の関心と理解が一層深まることを期待している。



お問合せ先

林政部企画課

担当者:年次報告班
代表:03-3502-8111(内線6061)
ダイヤルイン:03-6744-2219