平成30年度集材架線研修
集材架線研修は、安全かつ効率的な林業架線作業を推進するため、地方公共団体職員等を対象に、索張りの実践を通じた安全な架設、撤去の作業手順、集材機の運転操作及び架線設計に関する知識及び技術を習得し、架線技術の普及指導・監督ができる者を育成することを目的としています。
集材架線の研修カリキュラムは、「機械集材装置の運転の業務に係る安全衛生特別教育」、「集材架線(エンドレスタイラー式)の架設・撤去作業」、「ワイヤロープの取扱い」、「集材架線の設計」となっています。
初日は、機械集材装置の運転の業務に係る安全衛生特別教育として、集材架線の歴史、索張りの種類と特徴、ワイヤロープの取扱い、集材機の作業要領などの座学を行いました。
2日目からは、いよいよ集材架線の架設・撤去の実習です。
毎朝、模型を使って作業手順を確認した後、現地での実習に望みます。
まず架設作業では、作業索を支えるガイドブロック、主索を支えるサドルブロックの取付け、ガイラインの設置などを行い、続いて、リードロープを引き回しホールバックライン、エンドレスラインなどを取付けました。先柱における主索のクリップ止めでは、研修生が顔を真っ赤にしながら力強くナットを締めあげる場面も見受けられました。最後に主索を張って集材架線の完成です。索の内角に行かないことなど安全事項を確認しつつ作業を行い、4日かけての完成となりました。
全員が集材機を運転し架線集材を体験した後、2日半かけて架線の撤去作業を行いました。
ワイヤロープの取扱いでは、アイスプライス(巻差し)に取り組みました。皆さんストランドの編み込みに苦労しつつ、ワイヤロープの油で真っ黒になりながら完成させていました。最終日に集材架線の設計を行い研修は終了となりました。
研修生の皆さんには、研修の成果を活かし、それぞれの職場で活躍されることを期待しています。
集材架線の研修カリキュラムは、「機械集材装置の運転の業務に係る安全衛生特別教育」、「集材架線(エンドレスタイラー式)の架設・撤去作業」、「ワイヤロープの取扱い」、「集材架線の設計」となっています。
初日は、機械集材装置の運転の業務に係る安全衛生特別教育として、集材架線の歴史、索張りの種類と特徴、ワイヤロープの取扱い、集材機の作業要領などの座学を行いました。
2日目からは、いよいよ集材架線の架設・撤去の実習です。
毎朝、模型を使って作業手順を確認した後、現地での実習に望みます。
模型を使った作業手順確認の様子 |
まず架設作業では、作業索を支えるガイドブロック、主索を支えるサドルブロックの取付け、ガイラインの設置などを行い、続いて、リードロープを引き回しホールバックライン、エンドレスラインなどを取付けました。先柱における主索のクリップ止めでは、研修生が顔を真っ赤にしながら力強くナットを締めあげる場面も見受けられました。最後に主索を張って集材架線の完成です。索の内角に行かないことなど安全事項を確認しつつ作業を行い、4日かけての完成となりました。
全員が集材機を運転し架線集材を体験した後、2日半かけて架線の撤去作業を行いました。
ガイドブロックの取り付けの説明 |
サドルブロック取り付けの様子 |
主索のクリップ止めの様子 |
主索のクリップ止めの様子 | スカイラインクランプの取り付け | ヒールブロックの取り付け |
ヒールブロック取り付け完了 | キャレジ取り付け | キャレジ取り付け完了 |
集材機運転 | 荷掛の様子 | 集材状況のチェック |
ワイヤロープの取扱いでは、アイスプライス(巻差し)に取り組みました。皆さんストランドの編み込みに苦労しつつ、ワイヤロープの油で真っ黒になりながら完成させていました。最終日に集材架線の設計を行い研修は終了となりました。
アイスプライス(巻差し)の様子 |
研修生の皆さんには、研修の成果を活かし、それぞれの職場で活躍されることを期待しています。
お問合せ先
林野庁森林技術総合研修所林業機械化センター
ダイヤルイン:0278-54-8332