森林生態系多様性基礎調査(NFI)に基づく広葉樹の資源量調査
林野庁が全国の森林に4kmメッシュで約15,000のプロットを設定し、平成11年度から5年ごとに定点観測(モニタリング)を行っている森林生態系多様性基礎調査(NFI:NationalForestInventory)(第1期~第5期)の結果を活用し、里山広葉樹利活用に向け、全国的な広葉樹資源の状況(樹種別(大分類32区分(49種) ・地域別)及び25年間の変化を分析しました。
なお、本HPに掲載する本数および胸高断面積のデータは、NFIの毎木データを用い、プロット面積の違いを考慮したうえで、1ha当たりの値に換算して集計しています。
(参考)NFIについて
・調査地点の設定方法
全国を4kmメッシュで区切り、その交点に位置する森林を調査プロット(0.1haの円形)として約1万5千点設定。

・調査地点の設定方法
調査プロットは小円部(0.01ha)、中円部(0.03ha)、大円部(0.06ha)から構成され、それぞれの円部で異なる直径階の立木を測定対象としている。


1. 分析対象の樹種分類及び地域区分
分析の対象樹種は、有識者の意見を聴き、資源量や需要等を踏まえ、広葉樹樹種の大分類32分類(49種)としています。
資源量が多く、かつ需要も大きいもの
| 樹種(大分類) | 樹種(小分類) | プロット数 | 合計本数 |
| コナラ | コナラ | 3,796 | 50,360 |
| ミズナラ | ミズナラ | 3,710 | 37,314 |
| ブナ類 | ブナ | 1,373 | 24,863 |
| イヌブナ | 261 | 2,364 | |
| ホオノキ | ホオノキ | 3,516 | 15,761 |
| クリ | クリ | 2,820 | 13,377 |
| サクラ類 | ヤマザクラ | 1,616 | 6,136 |
| オオヤマザクラ | 412 | 1,507 | |
| エゾヤマザクラ | 371 | 922 | |
| シウリザクラ | 417 | 1,746 | |
| ウワミズザクラ | 2,251 | 10,101 | |
| イヌザクラ | 129 | 309 | |
| カスミザクラ | 1,380 | 6,723 | |
| イタヤカエデ | イタヤカエデ | 499 | 2,188 |
| オニイタヤ | 211 | 772 | |
| アカイタヤ | 2,040 | 12,443 | |
| エゾイタヤ | 1,401 | 8,681 | |
| ケヤキ | ケヤキ | 1,053 | 4,835 |
| オニグルミ | オニグルミ | 824 | 3,151 |
| シラカンバ ダケカンバ |
シラカンバ | 787 | 5,767 |
| ダケカンバ | 1,438 | 13,634 | |
| シナノキ | シナノキ | 1,747 | 11,298 |
| ミズキ | ミズキ | 2,430 | 8,389 |
| ウダイカンバ | ウダイカンバ | 989 | 4,787 |
| ミズメ | ミズメ | 730 | 3,479 |
| ハリギリ | ハリギリ | 1,682 | 3,421 |
| クヌギ | クヌギ | 400 | 3,135 |
資源量が大きいもの
| 樹種(大分類) | 樹種(小分類) | プロット数 | 合計本数 |
| アラカシ | アラカシ | 1,807 | 27,391 |
| アベマキ | アベマキ | 545 | 5,066 |
| シラカシ | シラカシ | 554 | 3,976 |
| スダジイ | スダジイ | 693 | 12,813 |
| イタジイ | 24 | 1,610 | |
| ツブラジイ | ツブラジイ | 496 | 7,966 |
| ウラジロガシ | ウラジロガシ | 821 | 7,827 |
| アカガシ | アカガシ | 394 | 4,821 |
需要が大きいもの(人気のもの)
| 樹種(大分類) | 樹種(小分類) | プロット数 | 合計本数 |
| ハルニレ | ハルニレ | 663 | 3,505 |
| オヒョウ | 664 | 2,313 | |
| サワグルミ | サワグルミ | 403 | 2,599 |
| ヤチダモ | ヤチダモ | 601 | 2,487 |
| トネリコ | 30 | 83 | |
| トチノキ | トチノキ | 577 | 2,148 |
| クスノキ | クスノキ | 422 | 1,417 |
| オノオレカンバ | オノオレカンバ | 101 | 811 |
| ウバメガシ | ウバメガシ | 158 | 5,535 |
| ハンノキ類 | ケヤマハンノキ | 891 | 5,318 |
| ヤマハンノキ | 300 | 1,280 | |
| ミヤマハンノキ | 87 | 925 | |
| ハンノキ | 89 | 1,115 | |
| カツラ | カツラ | 335 | 984 |
地域区分については、全国の地域を、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州・沖縄の8地域に区分して分析しています。
| 地域 | 都道府県 | プロット数 |
| 北海道 | 北海道 | 3,452 |
| 東北 | 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島 | 2,943 |
| 関東 | 茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川 | 931 |
| 中部 | 新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知 | 2,714 |
| 近畿 | 三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山 | 1,421 |
| 中国 | 鳥取、島根、岡山、広島、山口 | 1,518 |
| 四国 | 徳島、香川、愛媛、高知 | 917 |
| 九州・沖縄 | 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 | 1,748 |
2. 樹種別にみた全国の総蓄積量の推計
NFI第5期調査データを用い、広葉樹32樹種分類について、全国の総蓄積量を推計しました。

- (参考)算出方法について(PDF : 332KB)(令和7年度里山広葉樹林の利活用に向けた資源量把握等調査委託事業委託報告書から抜粋)
3. 全国・地域別にみた資源構成(胸高断面積合計・本数)
全国および各地域における広葉樹32樹種分類の資源構成を、樹種分類別に胸高断面積合計および本数で示しました。
- 資料掲載先-広葉樹資源調査1 全国・地域別にみた資源構成(胸高断面積合計・本数)
(代表例)
4. 樹種別にみた地域分布(胸高断面積合計・本数)
各樹種分類について、地域別に胸高断面積合計および本数を示し、樹種ごとの分布状況を比較できるよう整理しました。
- 資料掲載先-広葉樹資源調査2 樹種別にみた地域分布(胸高断面積合計・本数)
(代表例)
5. 地域・樹種別にみた直径階構成(直径階別頻度分布)
各樹種分類について、胸高直径を5cmごとの直径階に区分し、地域別に直径階構成を示しました。
- 資料掲載先-広葉樹調査3 地域・樹種別にみた直径階構成(直径階別頻度分布)
(代表例)
6. 樹種別にみた直径階構成の25年間の推移(胸高直径階別本数)
NFI第1期から第5期までの調査データを用い、各樹種分類について、胸高直径5cmごとの直径階別本数の推移を、全国を対象に整理しました。
- 資料掲載先-広葉樹調査4 樹種別にみた直径階構成の推移
(代表例)
7. 全国における広葉樹資源の分布状況(本数・蓄積量等の分布図)
各樹種分類について、NFI第5期調査データを用い、全国における資源の分布状況を地図で示しました。
- 資料掲載先-広葉樹調査5 全国における広葉樹資源の分布状況(本数・蓄積量等の分布図)
(代表例)
コナラ プロットの平均胸高直径
コナラ プロットのhaあたり蓄積量
(参考リンク)
お問合せ先
林政部木材産業課
ダイヤルイン:03-6744-2293




