令和2年度避難指示解除区域等の林業再生に向けた実証事業

林野庁では、避難指示解除区域等の林業再生に向けて、地域の森林整備等を円滑に再開できるよう、平成26年度から、これまでに得られた知見を活用した放射性物質対策技術の実証事業を実施しています。
令和2年度においては、昨年度に引き続き、森林整備後の空間線量率や植栽木等の放射性物質濃度等のモニタリングを実施しました。

〇対象市町村
田村市、南相馬市、飯舘村、川内村、楢葉町の避難指示解除区域及び避難指示解除済み区域
〇主な事業内容
・森林施業前後の空間線量率の把握
・立木の部位別放射性セシウム濃度、森林内の放射性セシウム分布状況の把握など
〇主な調査項目
・空間線量率等の測定・分析
・リターフォール等の量及び放射性物質濃度の測定
・植栽木等の放射性物質濃度の調査
・土壌等の放射性物質濃度の測定
・過去に実証事業で実施したデータの整理など