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第52回国際熱帯木材理事会の結果について

平成28年11月7日(月曜日)から12日(土曜日)まで、横浜において、「第52回国際熱帯木材理事会」が開催されました。

1.理事会について

  国際熱帯木材理事会は、国際熱帯木材機関(ITTO *)の最高意思決定機関です。本理事会は毎年1回開催され、本年は、ITTOの活動目的である世界の熱帯木材貿易や熱帯林の持続可能な経営に関する課題のほか、ITTOの運営や予算についても議論を行いました。

  * ITTO:International Tropical Timber Organization

2.日程・場所

  (1)日程:平成28年11月7日(月曜日)~12日(土曜日)
  (2)場所:パシフィコ横浜
  (3)所在地:横浜市 西区 みなとみらい1-1-1

3.参加者・出席者

  (1)加盟国:カメルーン森林・野生生物省大臣を含む、58か国及びEUの代表、政府関係者等
  (2)我が国:相星外務省地球規模課題審議官、関山横浜市国際局長、外務省、環境省及び林野庁の担当者
  (3)オブザーバー:生物多様性条約(CBD)、ワシントン条約(CITES)及び国連森林フォーラム(UNFF)事務局関係者、NGO等

4.主な議題概要

 (1)新事務局長の選出

   2015年11月のゼ・メカ前事務局長の任期満了に伴い空席となっていた事務局長ポストについては、前回理事会(2015年11月)において新事務局長が選出されませんでした。このため、今次理事会においても、改めて6名の最終候補者の中から新事務局長を選出するプロセスが行われた結果、ゲルハルト・ディターレ氏(ドイツ出身)がコンセンサスにより選出されました。

 (2)2006年の国際熱帯木材協定の加盟国

   2006年の国際熱帯木材協定(平成23年12月発効)を、新たにマダガスカルが締結し、ITTOの加盟国は72か国及びEUとなったことが報告されました。

 (3)ITTOの投資・財務運営

   前回理事会において報告されたITTOにおける投資損失については、前回理事会の決定により設立された調査監視委員会から提出された報告書に基づき議論がなされ、再発防止、関係者の責任追及及び損失処理に係る一連の措置に係る決定案が、理事会により承認されました。

 (4)第53回理事会の開催日時及び場所

   次回理事会は、2017年11月27日~12月2日にペルー(リマ)にて開催予定です。

お問合せ先

林政部木材利用課木材貿易対策室

担当者:貿易第二班
代表:03-3502-8111(内線6130)
ダイヤルイン:03-3502-8063