
北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2026年7月)
ベテラン職員も驚く!ドローンが変えた国有林の検査業務~地上の森を空から見る時代へ~(2026年7月23日撮影 士別市朝日町)
私が森林管理署(昔は営林署でしたが…)に勤務して30年余り。先日勤続30年の表彰を頂きました。
若い頃の地拵え検査といえば、皆伐跡地の急な斜面や広い現場をひたすら歩き回り、自分の目で一本一本、隅々まで確認するのが当たり前でした。汗を流しながら山を巡り、メモを取り、何時間もかけて検査を行っていたことを今でもよーく覚えています。
そんな私が今回行ったのは、無人航空機(ドローン)を活用した地拵えの検査です。地拵えは、伐採後に残る枝や雑草などを整理し、次の世代の森林を育てるための苗木を植えやすくする大切な作業です。
ドローンを飛ばすと、これまで歩いて確認していた広大な現場を上空から一望できます。作業の出来栄えや植栽予定地の状況を短時間で確認でき、その効率の良さに改めて時代の変化を実感しました。(脱帽)
30年前には想像もできなかった検査方法ですが、最新技術があっても最後に判断するのは現場で培った経験です。長年の知識と新しい技術を組み合わせながら、次の世代へ健全な森林を引き継ぐため、これからも森林づくりに取り組んでいきます。
それにしても、この写真何かに似ていませんかね??
(上川北部森林管理署)
森林内での“もしも”に備えて・・・・(2026年7月2日撮影 上川郡和寒町)
さて、いきなりですが、この写真は何をしている写真でしょうか??
誰かに電話しているみたいですよね!!そうです電話をしているのです!
でも、ただ、電話をしているわけではないんです。
これは、森林内で作業中の職員が負傷した場合を想定した、衛星携帯電話を使用した緊急連絡模擬訓練を実施している風景なのです。
この訓練では、森林内で職員がけがを負い、自力での移動が困難になった状況を想定し、現地職員が衛星携帯電話を使用して森林管理署へ連絡を行い、負傷者の状況や現在地を正確に伝える手順を確認しました。
私たちが普段作業する山間部では携帯電話の電波が届きにくい場所もあるため、衛星携帯電話は緊急時の重要な通信手段となります。実施した職員は実際に機器を操作しながら、迅速かつ確実な情報伝達の重要性を再認識しました。
いざというときに、迅速な対応ができるよう、これからも安全第一で定期的に訓練を実施していきます!
(上川北部森林管理署)
威厳、荘厳、危険、警戒。(2026年7月1日撮影 網走西部森林管理署滝森林事務所)
写真の花は、ハクサンシャクナゲというシャクナゲの一種です。
ハクサンシャクナゲは、北海道では珍しい常緑の低木性広葉樹で、一年を通して緑の葉をつけています。
淡い色合いの美しい花を咲かせる一方で、その花言葉は「威厳」「荘厳」「危険」「警戒」と、どこか厳しさを感じさせるものばかりです。
これらの花言葉は、人里離れた険しい山奥に咲き、葉に毒をもつ性質に由来するそうです。
この日の森林調査では、このシャクナゲが密生する藪の中を2時間かけて歩き回りました。
笹や草とは異なり、シャクナゲはしっかりとした幹や枝をもつ木本植物です。そのため、藪をかき分けながら進むのは、普段から道なき山を歩き慣れている私たちにとっても容易ではありませんでした。
可憐な花を咲かせながらも、人を寄せ付けないような厳しさを併せ持つハクサンシャクナゲ。その姿からは、自然が秘める力強さと威厳を改めて感じさせられました。
美しいだけでは終わらない、そんなシャクナゲの魅力に触れた一日でした。
(滝森林事務所)
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