
北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2026年6月)
まるでニョロニョロ(2026年6月30日撮影 網走西部森林管理署滝森林事務所)
森林調査の途中、足元にムーミン谷のニョロニョロを発見しました。
というのは冗談で、こちらは当サイトでも度々写真が取り上げられているギンリョウソウという植物です。
ギンリョウソウは光合成を行わない植物として知られており、その白く透き通った姿から「ユウレイタケ」の別名でも呼ばれています。
では、光合成をやめたギンリョウソウはどのように栄養を得ているのでしょうか。
その仕組みは複雑ですが、簡単に言うと、周囲の樹木と共生している菌類から栄養を受け取って生活しているそうです。
ギンリョウソウは群生することが多い植物ですが、この日は一本ずつぽつぽつと生えていました。
まだ生えはじめの時期で、これから数を増やしていくのかもしれません。
また、まれに淡紅色や青紫色のギンリョウソウが生えてくることもあるそうですが、私はまだ白いギンリョウソウしか見たことがありません。
森林を散策する際には、変わった色のギンリョウソウを探してみるのもいいかもしれませんね。
(滝森林事務所)
森の雨宿り(2026年6月8日撮影 北見市)
小雨が降る中、林道の整備のため水たまりの排水作業を行っていたところ、「ジジッ…ジジッ…」と少しもがくような蝉の鳴き声が聞こえました。
音の先を探すと、水たまりの中でもがくエゾハルゼミ(※種は推定)の姿が。
近くにあったフキの葉の上に移してやると、自ら泥を落としつつゆっくりと移動し、次第に落ち着いた様子を見せていました。
近くには葉の裏で休んでいる個体も。
エゾハルゼミは北海道の森林で最初に鳴き始める代表的なセミであり、森林の季節の移り変わりを感じさせてくれる存在です。
一歩山に踏み入れただけで小さな生きものとの出会いがあることは、森林の豊かさを改めて感じさせてくれます。
(北見森林事務所 主事)
分収造林の現況調査(2026年6月1日撮影 上川郡和寒町)
北海道森林管理局では、分収造林(ぶんしゅうぞうりん)契約した大切な森林を適切に管理していくため、植栽後5年、10年、15年に現況調査を実施しています。
当署においては、今年度、該当箇所が2箇所あり森林の生育状況を調査しました。
現況調査(樹高・直径等を計測)の様子(植栽後15年調査)
広葉樹などの侵入木が多く発生している
調査の結果、造林木が衰退し裸地となっている箇所はほとんどありませんでしたが、シラカバなどの広葉樹が多く侵入していました。当署としては、広葉樹とともに成林させていくのが望ましいとの判断となり、つる切りの実施が必要であると結論付けました。
なお、造林計画書によると、この造林地については、今年度につる切り・除伐を実施予定とのことでした。
国有林の分収造林制度とは
国有林での分収造林とは、国と契約を結んだ団体や個人が国が所有する森林(国有林)に植林や保育などを行い、将来得られる収益を国と契約者で分け合う制度です。森林資源の育成と有効活用を図るとともに、地域の林業振興や森林整備の推進につながる仕組みです。
なお、北海道森林管理局HPに「分収造林制度」について記載されています。また、令和8年1月から12月まで「昭和100年記念分収造林」の募集も行っていますので、ぜひ覗いてみてください!
リンク先 分収造林について:北海道森林管理局
(上川北部森林管理署)
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271




