北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2024年6月)
利尻の魅力シリーズ第2弾 おいしい水の宝庫 名峰利尻富士(利尻山)から湧き出るおいしい水(2024年6月1日撮影)
こんにちは、宗谷森林管理署の齋藤です。
前回、利尻富士(利尻山)の紹介をしました。今回はそのシリーズ第2弾として、投稿します。今回の魅力のテーマは「おいしい水(みず)」です。
私たちの生活に欠かせない水。利尻島には豊かな森林が生い茂り、名峰利尻富士から湧き出る湧水がいたるところにあります。
今回は、国有林と深い関係のある湧水2箇所を紹介します。
まずは、利尻町にある麗峰湧水(れいほうゆうすい)です。
道道108号を、利尻町沓形(くつがた)から仙法志(せんほうし)方面に向かっていると道路脇に突如現れます。
利尻山という自然のフィルターを20~30年かけて、湧き出しているといわれています。
また、湧水の上流は、国有林野内でもある大空沢(おおからさわ)が源流といわれています。
湧水口は2箇所あり、飲んでみると冷たくてとても美味しかったです。
私たちが訪れた時には、ちょうど島民の方が水を汲んでおり、多くの島民に愛されている湧水となっているそうです。
続いて、利尻富士町の利尻山登山道(鴛泊(おしどまり)コース3合目辺り)にある日本名水百選にも選ばれている「甘露泉水(かんろせんすい)」です。こちらも、利尻山という自然のフィルターで20~30年かけて湧き出した水といわれており、多くの登山者が給水に立ち寄るポイントとなっており、口にした人が「甘い」と評したことが名前の由来となっているそうです。
実際私たちが飲んでみてもとても甘く感じました。
どちらも、上流は国有林で囲まれており、豊かな森林があってこそ成り立つものであり、利尻にお越しの際は、何気ない「水」という自然の恵みをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
因みに麗峰湧水と甘露泉水を持ち帰り、コーヒーを淹れて飲み比べをしましたが、「甘露泉水」で淹れたコーヒーの方が美味しかったです。
なお、利尻島においてはキツネやシカといった動物は生息していませんが、湧水ですので、飲用される場合は煮沸消毒してから飲まれることをお勧めします。
(宗谷森林管理署 齋藤、髙橋、澤山、山口、細野)
利尻の魅力シリーズ第1弾 本当に同じ山??見る角度から変わる名峰利尻富士(利尻山)(2024年6月1、2日撮影)
こんにちは、宗谷森林管理署の齋藤です。
去る、6月2日の休日を利用して利尻島の一周マラソンに参加してきました。
利尻富士(利尻山)は、利尻島(利尻町・利尻富士町)にある独立峰で、360°島のどこからでも眺めることができます。そんな利尻富士は、見る角度から全く違った山の形を眺めることが出来るので、紹介します。
まずは、利尻島の玄関口である利尻富士町鴛泊(おしどまり)方面から。
鴛泊港から歩いて20分くらいにあるペシ岬からの利尻富士です。
ちょうど、稚内からのフェリーが入港するところで、利尻富士とフェリーのツーショットを撮影できました。
ペシ岬からの利尻富士
続いて、利尻町仙法志(せんほうし)方面から。
昆布などのお土産屋さんが近くに並ぶ、御崎(みさき)公園から撮影しました。
仙法志(御崎公園からの利尻富士)
続いて、利尻富士町の南浜湿原から。
南浜湿原からの利尻富士
続いて、お土産屋さんやレストハウスが立ち並ぶ観光地のオタトマリ沼から。
この、山の姿、どこかで見かけたことありませんか??
有名な北海道銘菓のパッケージになっているのは、この方面から撮影されたといわれています。
オタトマリ沼からの利尻富士
最後に、姫沼から。
この日は風がほとんどなく、姫沼が鏡の役割を果たし、見事に山の姿が映りこんでいました。
姫沼からの利尻富士
いかがでしたでしょうか。
山の姿は写真で見るより、実際にこの目で見た方がより感動を覚えます。
これからの時期、利尻富士は花の季節となりますので、ぜひ島に足を運んでいただきたいと思います。
(宗谷森林管理署 齋藤、髙橋)
面白い形の雲(2024年6月1日撮影)
休日の夕方、砂原町から眺めた北海道駒ヶ岳(標高1131m)から延びる雲が面白い形で流れていました。
駒ヶ岳から延びる面白い形の雲(写真をクリックすると拡大します)
(総務企画部企画課 中鍵)
お問合せ先
総務企画部 企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271