北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2022年3月)
森林で遭遇した動物たち 2021年9月~2022年3月10日撮影
森林の調査や巡視などの業務で山に入ると、様々な動物に出会います。
動物はカメラを用意する間に逃げてしまうため、なかなか写真に収めることができないのですが、秋頃から3月にかけて陸別町で撮影できた動物たちを紹介したいと思います。
9月、逃げないエゾシカ。
先輩森林官の話によると、人間を知らないシカだそうです。逃げるどころかこちらを威嚇して向かってきそうな気迫を感じたため、人間が退散しました。
11月、砂利道を歩く二匹のエゾタヌキ。
餌探しに夢中だったのか、背後に車が迫っていることになかなか気づきませんでした。
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12月、修繕中の林道周辺に集まるヒガラ。
撮影時はシジュウカラだと思っていたのですが、写真をよく見ると、腹部にネクタイのような黒い模様がないため、ヒガラだったようです。
(クリックすると一部分が大きくなります)
3月、間伐中の造林地で人間を見下ろすエゾリス。
重機やチェーンソーの音がしても、我関せずと木の実のようなものをかじっていました。
(クリックすると一部分が大きくなります)
その他、3月中はアカゲラ、ミヤマカケス、ツグミ、ゴジュウカラを見かけました。
雪の上には、エゾシカの足跡の他に、特徴的なウサギの足跡もありました。
木を調査する傍ら様々な動物の気配を感じると、動物の住処としても良い森林を管理しているのだと実感します。
(十勝東部森林管理署 勲祢別森林事務所 金森)
冬の国有林を楽しもう!! 2022年3月5,6日(土・日曜日)撮影
世界的にもパウダースノーとして有名になっているニセコエリアのスキー場へ行ってきました!
今回行ってきたのは、12月の投稿でもあったニセコ連峰の主峰ニセコアンヌプリ(1,308メートル)の裾野に広がるニセコ国有林内にあるひらふスキー場と花園スキー場です。
スキー場中腹(ひらふエリア)から視界不良
初日は低気圧通過に伴い、猛吹雪で視界不良、ホワイトアウトの状態でした。にも関わらず滑っている人がいました。
なので、ニセコ連峰や羊蹄山は望めず、中腹から上へ向かうリフトも運休。
翌日は、打って変わって日差しが出てきて、中腹からのリフトも運行。
写真で見ると、ニセコアンヌプリ山の近くまでリフトで行けることがわかります。
また、コロナ禍でもあるためお客さんがまばらです。(例年だと外国人をはじめ多く人で賑わっています。)
スキー場山頂付近。写真右手がニセコアンヌプリ山
スキー場山頂付近。ロープの先はスキー場区域外です。
また、その反対側に目を向けると羊蹄山が見えます。(残念ながら山頂付近は雲が・・)
ひらふエリアから見た羊蹄山
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ひらふエリアから花園エリアへ移動すると、ニセコアンヌプリ山を一望することができました。
よーく見ると、シュプールの跡がたくさんあります。
花園エリアからニセコアンヌプリを望む
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暦上はもう春ですが、まだまだニセコのパウダースノーは楽しめますし、北海道の冬の大自然を満喫しながら楽しめるので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後にリフト乗り場の写真です。
こういったものにも木材が使われていました。
木であるだけで、ものすごくぬくもりを感じるのは私たちだけでしょうか。
花園エリアのリフト乗り場
(留萌南部森林管理署 齋藤)
(網走南部森林管理署 千川原)
(宗谷森林管理署 細野)
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総務企画部 企画課
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