北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2021年2月)
国有林の境界ご存じですか? 2021年2月17日(水曜日)撮影
国有林の境界については、これまでも隣接者とのトラブル回避や誤伐等防止のため適切に管理してきているところです。
令和2年度においても、国有林境界の確認不足により、誤って国有林立木を伐採する等の事案が発生していることから、この度、国有林境界の周知のためポスター・チラシ(国有林の境界ご存じですか?)を作成し、市町村や関係者へ配付させていただいております。
なお、国有林境界が不明な場合は最寄りの森林管理署(支署)までご連絡いただくようお願いいたします。
(保全課 測定係 高橋)
石狩森林管理署で「リン子マスク」作成しました!2021年2月15日(月曜日)撮影
石狩森林管理署の宮本萌樹です。
全国でコロナウイルスが蔓延し、北海道内においても例外なく外出制限をはじめとした感染症対策がとられ、マスク着用が呼びかけられています。
リン子と一緒に
石狩森林管理署では地域住民や関連業界など様々な方々が来署され、打ち合わせなどを行う機会が多くあります。コロナ禍になるまでは顔が見える対応ができたのですが、外出制限や在宅勤務などで直接会う機会が減り、マスク着用によりどうしても表情がわかりわかりづらく感じていました。
そこで、企画課平田係長が作成し、幅広くPRを行っている林リン子ちゃんのイラストを試作的にマスクにプリントし、国有林PRや話題作りはもちろんのことかわいらしいイラストで少しでも笑顔になっていただければなと思いました。
作成したマスク
石狩森林管理署のリン子ちゃんを使用した例として、昨年度より狩猟者向けの安全教育や勉強会を実施する際に「お山ん画」を活用した説明で狩猟者に好評を得ていました。
私も実際にリン子ちゃんスタイルで勉強会に参加していました。
リン子ちゃんをプリントしたマスクが好評で、北海道警察と北海道森林管理局と連携した「山岳遭難防止キャンペーン」でも活用されました。
「遭難防止」をマスクでPR
北海道森林管理局長はじめ局幹部の方にも外部対応時に着用していただき嬉しく感じています。
「リン子マスク」を着用された原田北海道森林管理局長
これからも少しでも対応する相手の方に笑顔が届けられるよう頑張ります。
(石狩森林管理署 総務グループ 宮本)
利尻山厳冬期と森林調査 2021年2月10日(水曜日)撮影
今年の利尻島は北海道内の他地域と同様に降雪量が多く、山には良質のパウダースノーが降り積もっています。
島では暴風を伴って低気圧が通過するため、フェリーや航空便の欠航、道路通行止めが毎週のように続いています。
曇りや雪の日が続く天候ですが、林野庁の森林事務所における冬期の「メイン業務」である調査業務はお休みするわけにはいきません。
今年に入って一番と言ってよいほど晴れた日に、2018年に上皇(当時の天皇)が訪問された利尻富士町の観光名所「オタトマリ沼」奥のポン山(オタトマリポン山)に調査に向かいました。
オタトマリ沼(奥の白い円形地)
沼右の三日月型は天然アカエゾマツの群生林
山の裏に広がる人工林では、ヨーロッパアルプスのような険しく勇ましい利尻山の純白の峰々とその麓に広がる雪を冠する美しいトドマツ等の森林群を眺めることが出来ました。
利尻山と裾に広がる国有人工林
この希少であり、貴重な景観が将来にわたり次世代に引き継がれるよう、森林環境保全の重要性を島民の皆様にも伝えておりますが、「官民一体となって活動し続けていかなければ」と改めて考える機会となりました。
(宗谷森林管理署 利尻森林事務所 森林官 中嶋)
冬のかがやく宝石 2021年2月8日(月曜日)撮影
週も初めの月曜日、今週も仕事を頑張ろう!と思って玄関の扉を開けると、寒さが刺すように感じられました。
おや、妙だなと思って温度計を見ると、マイナス20℃を下回る気温。
凍てつく週明けとなりました。
周りの景色も、まるで凍り付いたように真っ白です。
今年一番の冷え込みになったこの日は、久しぶりに寒い地方ならではの現象を見ることが出来ました。
木々や枯れ草を眺めると、表面に白く氷のようなものが張り付いているのが分かります。
ハンノキの実
氷の花
これ、粗氷と呼ばれる現象です。
去年も森林の撮っておきに書かせていただいています。
非常に冷え込んだ日に、冷やされた水蒸気が樹や草などに衝突して氷の結晶を作っていく現象なんです。
この日は冷え込みが強かったので、びっしりと氷が付き、白い花のように見えました。
氷の花(拡大)
結晶の付き方にも微妙に差があり、結晶のつぶが大きく透明に見えるものは光をきれいに反射するので、まるで宝石のようです。
寒い地方の寒い日ならではの気象現象、見る機会は少ないので見かけたらぜひ写真に撮ってみてください。
(十勝西部森林管理署芽室森林事務所 森林官 久保)
大型囲いワナによるエゾシカ捕獲事業の現地見学会 2021年2月5日(金曜日)撮影
2月5日(金曜日)、苫小牧市丸山にある国有林で大型囲いワナによるエゾシカ捕獲事業の現地見学会を開催しました。
寒さの厳しい屋外での見学会でしたが、職員の他自治体関係者等も多数お越しいただき、90名を超える参加者となりました。
大型囲いワナ(下の写真)は、銃猟が出来ないところでは有効な捕獲方法です。
また、捕獲したエゾシカはジビエなどに利用されることもあります。
今回の見学会では捕獲されたシカも見ることが出来ました。
北海道森林管理局では、捕獲の技術を高めて市町村等に普及すると共に、北海道、市町村等と連携してエゾシカ対策に取り組みます。
(保全課:監査官 根田)
網走南部森林管理署庁舎前の看板を更新しました。 2021年2月1日(月曜日)撮影
網走南部森林管理署庁舎前の国有林PR看板が、経年劣化により老朽化したため、更新しました。
庁舎前の看板
看板の作成にあたっては、森林の仕事、森林づくりに少しでも親しんでいただけるよう、平田美紗子さん作の「人to木」-人と木をつなぐ仕事-の中から2ページを選んで作成しました。
庁舎前は子供達の通学路にもなっていることから、看板を通じて町民の皆さまに森林管理署を身近に感じてもらえればと考えています。
看板のアップ
(網走南部森林管理署 総括事務管理官 村上)
お問合せ先