北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2020年4月)
エゾタヌキの目覚め(2020年3月31日撮影)
エゾタヌキを林道で見かける季節になりました!
北海道のエゾタヌキは冬の間はあまり活動しないことが知られていて、滝上町でもしばらく見ていませんでした。
まだ動きなれていないのか、夏の俊敏さとは対照的にゆったりとしていました。
人と出会って驚いたのか、ゆっくりと林内に入っていきました。
(西紋別支署 北雄森林事務所 寺田)
春の花(2020年3月30・31日撮影)
西紋別支署のある滝上町でも融雪が進み、春が感じられるようになりました。
日当たりのよいところにキタミフクジュソウが開花し始めました(3月30日撮影)。
北海道にはフクジュソウの仲間は北海道から九州まで分布する「フクジュソウ」と道東を中心に分布する「キタミフクジュソウ」の2種が生息していますが、これは萼(がく)の長さや花の付き方からキタミフクジュソウのようです。
まだ色の少ない斜面では鮮やかな黄色がよく目立ちます。
春の訪れを感じられますが、猛毒があるので食べることはできません。
また別の場所ではフキノトウが出ていました(3月31日撮影)。
フキノトウはフキの花で山菜としても親しまれ、ほのかな苦みがあります。
エゾシカに食べられていることも多いですが、シカも春の味わいを感じているのでしょうか。
(西紋別支署 北雄森林事務所 寺田)
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