北海道国有林の大自然、森林づくりの現場などから届いた”HOTな写真”を掲載していくギャラリーです
森林(もり)の撮っておき!(2020年2月)
自動撮影カメラで撮影された動物たち(2019年9月30日~2020年2月3日撮影)
西紋別支署では、捕獲連携事業の効率化を目的としたエゾシカ動向調査のために自動撮影カメラを7台設置しています。
自動撮影カメラには普段見ることのできない動物たちの姿や行動が撮影されていることがあり、今回はそれをご紹介します。
捕獲連携事業で設置した餌場には誘引されたエゾシカの群れが撮影されます(1月26日撮影)。
シカの撮影される時刻には季節変化があり、2月には日中の活動頻度が高くなります。
これは雄ジカが角を突き合わせて戦っている様子です(2月3日撮影)。
自動撮影カメラではこのような雄ジカのけんかが写ることも少なくありません。
この写真は雄ジカが水を飲んでいるところです(10月21日撮影)。
林道近くの水たまりを水場として利用しているようです。
こちらは林道を歩くクマの様子です(10月17日日撮影)。
今季は年末頃までクマの足跡が見られました。
この写真にはエゾユキウサギが写りました(12月21日撮影)。
撮影されることはほとんどなく、現在のカメラ設置場所は生息環境ではないのかもしれません。
哺乳類以外では鳥類もまれに撮影されることがあります(9月30日撮影)。
おそらくミサゴだと思います。海や湖などで暮らしていることが多いですが山で何をしていたのでしょうか。
自動撮影カメラにはこのほかにもキツネやタヌキなどがよく撮影されています。
写真から得られた動向調査結果は今後のエゾシカ捕獲連携事業に反映していきます。
(西紋別支署 北雄森林事務所 寺田)
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